本作は2015年に発表された山田和夫「妻が遺した一枚のレシピ」(青志社)をもとに、青年劇場の福山啓子が執筆した作品。演出は、昨年18年に青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」を手がけた劇団フライングステージの
舞台は東京・池袋にほど近い住宅街のとある家。定年直後に妻を失って意気消沈している陽一は、ある日、妻が遺したレシピでパンを焼くことになる。それを手伝いに集まったのは、元ホームレスや精神の病を抱えている人々で……。上演に際し福山は、「自分の住んでいる所で、となりにいる人に素直に手をさしのべられるようになったらどんなにいいでしょう 監視カメラばかり増える街で、そんな夢を見ています」と本作の公式サイトに思いをつづっている。
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場 第121回公演「つながりのレシピ―『妻が遺した一枚のレシピ』山田和夫著より―」
2019年4月5日(金)~14日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作:福山啓子
演出:
出演:渡辺尚彦、葛西和雄、藤木久美子、大木章、大嶋恵子、島本真治、岡山豊明、岡本有紀、八代名菜子、安田遼平、原田真衣
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元ホームレスや病気の人々とパン作る男性、「つながりのレシピ」演出は関根信一 - ステージナタリー https://t.co/iWLmyiHBYn