新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」明日から、大原永子「見どころの多い作品」

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新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」が、明日3月2日に東京・新国立劇場 オペラパレスで開幕する。

新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」より。(撮影:瀬戸秀美)

新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」より。(撮影:瀬戸秀美)

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新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」より。(撮影:瀬戸秀美)

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マリウス・プティパ振付の「ラ・バヤデール」をもとに、牧阿佐美が演出・改訂振付を手がける本作。舞姫ニキヤと戦士ソロルは恋仲だったが、ニキヤに思いを寄せる大僧正は彼女を手に入れようと機会をうかがい、王の娘ガムザッティはソロルとの結婚を望んでいた。王の命に背くことができないソロルは、ガムザッティとの結婚を承諾し……。

新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」より。(撮影:瀬戸秀美)

新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」より。(撮影:瀬戸秀美)[拡大]

今回の上演版では、ニキヤ役を小野絢子米沢唯、柴山紗帆、ソロル役を福岡雄大井澤駿渡邊峻郁、ガムザッティ役を米沢、木村優里、渡辺与布が担当。新国立劇場の舞踊芸術監督を務める大原永子は「一幕のインドを題材にしたエキゾティックな舞台美術、それと対照的な3幕の幻想的なバレエ・ブラン(白いバレエ)、終幕の神殿の崩壊など、見どころの多い作品です」と本作を紹介し、「ダンサーによって表現や解釈が異なり、そういった部分にもご注目ください」と観客にメッセージを送った。

上演時間は休憩含む約2時間45分。公演は3月10日まで。

大原永子コメント

この作品は濃密で複雑な人間関係が描かれる非常に見応えのあるバレエです。人が持つ根源的な感情が言葉を介さずに身体全体で表現される様をぜひご覧いただきたいと思います。
また、1幕のインドを題材にしたエキゾティックな舞台美術、それと対照的な3幕の幻想的なバレエ・ブラン(白いバレエ)、終幕の神殿の崩壊など、見どころの多い作品です。ダンサーによって表現や解釈が異なり、そういった部分にもご注目ください。

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新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」

2019年3月2日(土)~10日(日)
東京都 新国立劇場 オペラパレス

芸術監督:大原永子
演出・改訂振付:牧阿佐美
音楽:レオン・ミンクス
編曲:ジョン・ランチベリー
振付:マリウス・プティパ
指揮:アレクセイ・バクラン
管弦楽:東京交響楽団

キャスト

ニキヤ:小野絢子 / 米沢唯 / 柴山紗帆
ソロル:福岡雄大 / 井澤駿 / 渡邊峻郁
ガムザッティ:米沢唯 / 木村優里 / 渡辺与布

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