世田谷パブリックシアターが2019年度ラインナップを発表

東京・世田谷パブリックシアターが、2019年度の主催事業ラインナップを発表した。

演劇作品には台本・演出をケラリーノ・サンドロヴィッチが手がけ、妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえらが出演する「キネマと恋人」、小山ゆうなが翻訳・演出を担当し、柄本時生、篠山輝信、土井ケイト、那須佐代子、大鷹明良らが出演する「チック」、前川知大脚本・演出の新作公演、森新太郎の演出作品、倉持裕作・演出の新作公演などがラインナップされた。

また同劇場の芸術監督・野村萬斎がゲストアーティストたちとトークやパフォーマンスを繰り広げる「MANSAI◎解体新書」も実施されるほか、8月の「せたがやこどもプロジェクト《ステージ編》」にはROLLY、片桐仁、日野皓正 Dream Jazz Band、近藤良平率いるコンドルズが参加。このほかラファエル・ボワテル振付・演出「When Angels Fall / 地上の天使たち」、ピーピング・トム「マザー」といったダンス作品の上演や、萬斎演出の戯曲リーディングが行われる。

さらに脚本・演出をノゾエ征爾が手がける「チャチャチャのチャーリー ～10周年だよ、チャーリー誕生秘話～」が世田谷区内の高齢者施設ほかで上演予定。このほか、演劇・ダンスのワークショップや、学校や施設との連携プログラムも多数計画されている。