大阪・大阪城公園内にオープンした劇場型文化集客施設・COOL JAPAN PARK OSAKAのオープニングセレモニーが、去る2月23日に同施設のWWホール正面にて行われた。
COOL JAPAN PARK OSAKAは、「世界に通ずるエンタテインメントの発信」をテーマに、外国人観光客をはじめ、大阪城公園の来園者数増加を目指して運営される施設。WWホール、TTホール、SSホールという、
オープニングセレモニーには、吉村洋文大阪市長、不破忠幸大阪市議会議員、有本純子大阪市議会議員、大阪城パークマネジメント株式会社の木下健治代表取締役、同社の戸田義人代表取締役社長、クールジャパン機構の北川直樹代表取締役社長 CEOらが出席。列席者は、施設オープンを祝う挨拶のあと、WWホールの前でテープカットを行った。
また同日には、COOL JAPAN PARK OSAKA全体のこけら落とし公演「『さんま・岡村の花の駐在さん』~駐在さんが復活って、そんなアホなことあるか、それはないやろ…ホンマや!!~」が、TTホールにて1日限定で行われた。「花の駐在さん」は、1976年から86年までABCで放送されたコメディ番組で、今公演には、さんま、
まずステージに登場した警官姿のさんまと岡村は、オープニングトークを繰り広げる。さんまは「花の駐在さん」らしいほのぼのとした舞台セットについて、「もうちょっと凝ってもええんやないか? こけらを落とさなあかんねんで!」と発言し、笑いを誘う。トーク中は、「花の駐在さん」復活の経緯や、さんまのギャグ「アホちゃいまんねん、パーでんねん」の誕生秘話が披露され、岡村が子供の頃から憧れていたという「花の駐在さん、始まります!」のかけ声と共に本編がスタートした。
物語の舞台は、少々クセのある住人たちが住む、はなつき村。村の駐在所に長年勤め、人々の平和を守ってきたさんま演じる“明石”が定年退職を迎えるにあたり、明石の任務を引き継ぐことになったのは、新たに配属された“岡村”だ。そんな中、平和な村に3人の銀行強盗が紛れ込み……。
劇中では、署長役で登場した文枝に対し、さんまが若い頃に文枝から怒られたエピソードを暴露する展開に。延々と続くさんまとのやりとりに、文枝は「こんなに疲れる舞台は初めて」とぼやきつつも笑顔を見せた。村長役のきよしの、ほかでは言えないエピソードを
さらに“寛平じいさん”として登場した寛平は、杖を振り回して大暴れすると、十八番のギャグで観客を沸かせ、くるよは
カーテンコールで、文枝から「ようがんばったね」、きよしから「このエネルギーに本当に拍手!」と労いの言葉を受けたさんまは、「初心に返ってがんばります!」と今後の活動への意欲を見せる。岡村は本公演について、「4年に1度はやりたいです。またここで『花の駐在さん』ができたら」と期待を込めた。なお本公演の様子は、3月9日15:00からABC(関西ローカル)にて放送される予定だ。
なおステージナタリーでは、同施設WWホールのオープニング公演「KEREN」の特集を展開中。振付のバーヨーク・リーと、タップ振付のHIDEBOHの対談に加え、稽古場密着レポートや参加クリエイターからのメッセージを掲載している。関連する特集・インタビュー
COOL JAPAN PARK OSAKA こけら落とし公演「『さんま・岡村の花の駐在さん』~駐在さんが復活って、そんなアホなことあるか、それはないやろ…ホンマや!!~」
2019年2月23日(土)17:00~ ※公演終了
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
出演:
関連記事
明石家さんまのほかの記事
タグ
リンク
- 公演情報 | COOL JAPAN PARK OSAKA
- 「KEREN」オフィシャルサイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
しげ @tamisukefumiaki
COOL JAPAN PARK OSAKAオープン、明石家さんま「初心に返って」 - ステージナタリー https://t.co/QUXNDqHYQv