3月に上演されるKバレエ「カルメン」の公開リハーサルが、2月22日に東京都内で行われた。
Kバレエの創立20周年記念シリーズの1作品として上演される「カルメン」は、同カンパニーが設立15年を迎えた2014年に世界初演された作品。プロスペル・メリメの小説「カルメン」をもとにしたジョルジュ・ビゼーのオペラを、
公開リハーサルで披露されたのは、ドン・ホセ役の杉野とカルメン役の毛利によるパ・ド・ドゥと、第1幕第2場の酒場のシーン。自身もエスカミーリョ役で出演する
遅沢の言葉を受け、杉野は「偉大な先輩方から学んだことを取り入れつつ、“杉野慧”を全面に押し出しながらホセを演じたいです」とコメント。一方の毛利は「『カルメン』の物語をしっかり理解して取り組んでいきたいです」と意欲を見せた。
酒場の場面のリハーサルには、カルメン役の荒井、スニガ役の
本作の見どころを問われた前田は「クラシックバレエで身に付けた動きを“崩す”ことに苦戦しているダンサーもいますが、パッションを感じられる作品になったと思います」と手応えを交えつつ答え、荒井は「カルメンは自由奔放で欲望を体現したような女性。普段の自分とはまったく違うので、彼女の人生を演じられるのは貴重な体験です」と自身の役どころについて語った。
「カルメン」は3月6日から10日まで東京・Bunkamura オーチャードホール、19日に宮城・東京エレクトロンホール宮城、21日に福島・けんしん郡山文化センターで上演される。
Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY Spring Tour 2019「カルメン」
2019年3月6日(水)~10日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール
2019年3月19日(火)
宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2019年3月21日(木・祝)
福島県 けんしん郡山文化センター
演出・振付:
音楽:ジョルジュ・ビゼー
原台本:アンリ・メイヤック、リュドヴィク・アレヴィ(プロスペル・メリメの小説による)
キャスト
ドン・ホセ:熊川哲也、
カルメン:荒井祐子、
エスカミーリョ:
ミカエラ:
モラレス:
スニガ:
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