本作は、11月に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で上演される同劇場のプロデュース公演。KERAは本作の内容について、「『ドクター・ホフマンのサナトリウム(仮)』は、先ごろ発見されて世界の文学界を騒然とさせた、カフカの4番目の長編小説の遺稿の舞台化だ。もちろんそんなものは発見されていないのだが」と紹介している。
出演者には、KERA作品初登場となる
ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント
フランツ・カフカは生涯で4つの長編小説を書き、40歳で死んだ。3作はどれも未完で、途中が欠落しているか、途中で終わっている。出版されたのは彼の死後だ。
「ドクター・ホフマンのサナトリウム(仮)」は、先ごろ発見されて世界の文学界を騒然とさせた、カフカの4番目の長編小説の遺稿の舞台化だ。もちろんそんなものは発見されていないのだが。
KAATホールという、極めて自由度の高い空間での初めての書き下ろし公演で一体どんなものが創り出せるのか。せめて遺稿が発見されていれば、少しは予想もつくが、そうもいかない。世の中は不条理だ。
KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~(仮)」
2019年11月
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター
福岡県 北九州芸術劇場
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT
作・演出:
振付:
映像:
音楽:
演奏:鈴木光介、伏見蛍、関根真理
出演:
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