アニメ「機動戦士ガンダム00」を原作とした舞台「機動戦士ガンダム 00 -破壊による再生-Re:Build」が、本日2月15日に東京・日本青年館ホールにて開幕。公演に先駆け、同劇場でキャストたちによる初日挨拶と公開ゲネプロが行われた。
「機動戦士ガンダム00」は、西暦2307年の地球を舞台に、武力での戦争根絶を掲げた私設武装組織・ソレスタルビーイングの戦いを描いたアニメーション作品。今回の舞台版では、
「『ガンダム』の舞台化なんて、誰が思ったでしょうか」と言う橋本は、上演に際し、「演劇の可能性は無限大だと強く感じました。この稽古期間は間違いなく、僕らが一番『00』について考え、熱く議論し、立ち向かってきました。その努力の結晶をお届けしたいです」と力強く語る。
伊万里は自身が演じるストラトスを「いつも明るいですが、家族をテロリストによって失ったという悲しい背景がある」と紹介し、「僕も稽古では明るくしつつ、家では悩みに悩んで……夢の中にもガンダムや稽古風景が出てきました。“24時間ガンダム体制”というぐらい悩みましたが、成長できたと思います」と自信をのぞかせる。またアンサンブルに言及し、「彼らがいなければ舞台が成り立たないので、ぜひ注目してほしいです」と呼びかけた。
鮎川は「僕たちも新たなチャレンジにドキドキしていて……昨日の夜中までみんなで話し合っていました。そのとき(橋本)祥平くんが『新しいものに“武力介入”していこう』と言ってくれたんです」とエピソードを明かす。赤澤も橋本の発言に触れ、「グループLINEではスベってたけど(笑)、本当にその通り。演劇の力で『ガンダム』という作品に立ち向かいたい」と宣言した。
永田は自身の演じるティエリアを「クールでプライドが高く、完璧主義で、自分とはかけ離れている」と紹介しつつ、「実は子供っぽい部分もあって、自分と共通するところがあるんです。彼の成長を等身大で演じられたら」と抱負を述べる。「00」が大好きだと話す前山は「原作のアニメを親友の俳優と一緒に観ていました」と述懐し、「グラハムはよく“愛”を語っていますが、僕自身も愛がモットーなのでシンパシーを感じます(笑)。この作品を上演できるのも、『00』が愛されていたから。愛に感謝して公演に臨みたいです」と意気込んだ。
小学生時代から「ガンダム」のプラモデルを作っていたほど原作ファンだと言う窪寺は「『ガンダム』に出るのが夢だった」と語り、「今回の舞台にモビルスーツは出ません。ロボットアニメが好きだと言うと『ロボットが好きなんでしょ?』とよく言われますが、僕は作品のドラマや背景が好き。今回の舞台では人間ドラマがフィーチャーされているのでうれしいです」と胸の内を明かす。最後、橋本らキャスト陣が声を合わせて、「俺が!」「俺たちが!」「ガンダムだ!!」と気合いを入れると、会場は温かい拍手に包まれた。
上演時間は休憩を含め約2時間30分。東京公演は2月18日まで行われ、2月23・24日には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。2月24日16:30に開演する千秋楽公演には、全国の映画館でライブビューイングを実施。また本公演のBlu-ray / DVDは7月26日にリリースされる。
舞台「機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build」
2019年2月15日(金)~18日(月)
東京都 日本青年館ホール
2019年2月23日(土)・24日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
原作:「機動戦士ガンダム00」(「機動戦士ガンダム」シリーズより)
脚本・演出:
監修:
キャスト
刹那・F・セイエイ:
ロックオン・ストラトス:
アレルヤ・ハプティズム:
ティエリア・アーデ:
グラハム・エーカー:
ビリー・カタギリ:
スメラギ・李・ノリエガ:
フェルト・グレイス:松村芽久未
ラッセ・アイオン:
リヒテンダール・ツエーリ:
クリスティナ・シエラ:小林未往
セルゲイ・スミルノフ:
ソーマ・ピーリス:
カティ・マネキン:平湯樹里
パトリック・コーラサワー:
アリー・アル・サーシェス:
リボンズ・アルマーク:
ヨハン・トリニティ:
ミハエル・トリニティ:船木政秀
ネーナ・トリニティ:
ほか
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