青木豪×河原雅彦の人間ドラマ、新作「黒白珠」に松下優也・平間壮一・風間杜夫

青木豪脚本、河原雅彦演出による「『黒白珠』KOKU BYAKU JU」が、6月から7月にかけて東京・Bunkamura シアターコクーンほかにて上演される。

青木が書き下ろす本作は、1990年代の長崎で生を受けた双子の兄弟を主軸に、家族の愛と葛藤を描いた人間ドラマ。キャストには松下優也、平間壮一、清水くるみ、植本純米、村井國夫、高橋惠子、風間杜夫といった面々がそろった。

上演決定に際し、青木は「これをご覧いただいたお客様が、なにか人生の選択において迷われた時に『あぁ、あの時あんな作品を見たなぁ。あの作品の登場人物はどう道を選んだっけ？』と思い出していただけるようなジワっとくるものにしたいと思います。どうぞご期待ください」と観客に呼びかけ、河原は「いつも通りのことですが、『劇場に足を運ばれる方々への感謝の気持ちとして、皆様の期待の上をいく舞台を目指す』。ただそれだけです」と意気込みを語った。

「黒白珠」は、6月7日から23日までBunkamura シアターコクーンで上演されたのち、6月28日から30日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、7月6・7日に愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10日に長崎・長崎ブリックホール、13・14日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールで巡演される。東京公演のチケットの一般販売は4月21日にスタート。