11・12月に上演されるミュージカル「ファントム」の演出家とキャストが明らかになった。
このたび新たに演出を務めるのは、2014年に本作でファントム(エリック)役を担当した
本作の作詞・作曲を手がけたモーリー・イェストンは、城田に「優を信頼していますし、彼の本能の赴くままに自由に演出してほしい。今まで見たことのない、優ならではのオリジナリティが生きた『ファントム』を期待しています」とエールを送り、城田は「この魅力溢れる大好きな作品を、これから更に精一杯磨き、より美しく、儚い物語をお届けしたいと思っていますので、皆様どうか、劇場まで足を運んでください! まだまだ不束者な私ですが、応援よろしくお願い致します」と意気込みを語っている。
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を原作とする本作は、1991年にアメリカで初演されたミュージカル。日本では2004年から宝塚歌劇団が公演を重ねているほか、08年、10年には大沢たかお、14年には城田主演にて上演された。
公演は11月10日から12月1日まで東京・TBS赤坂ACTシアター、12月7日から16日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。
モーリー・イェストン コメント
優が演出すると聞いて、それはとても良いアイディアだ!と嬉しくなりました。彼は実に魅力的なスターで、表現者として優れているだけでなく、考える俳優でもあります。知性に溢れてユーモアのセンスも冴えている。何より、演出家は登場人物の感情を事細かに把握しなければいけませんが、その点、優は既に演じているから心強い。これまで「ファントム」は世界中で多数上演されてきましたが、エリックを演じた俳優が演出を務めるのは今回が初めてです。
私がこの「ファントム」を創った時には、既に同じガストン・ルルーの原作を元にした有名映画がありました。それでも創りたいと思ったのは、全く新しい解釈の作品を作れると確信したから。「ファントム」がこうして日本で愛され、新たな演出で進化していくのは、光栄であり喜びです。優を信頼していますし、彼の本能の赴くままに自由に演出してほしい。今まで見たことのない、優ならではのオリジナリティが生きた「ファントム」を期待しています。
城田優コメント
この度、ミュージカル「ファントム」において、再びエリック役を、そして演出をさせていただくことになりました。
これまで、20年間エンターテイメントの世界で培ってきた、城田優の想像力の限りを尽くし、全く新たな「ファントム」を、最高のキャスト、スタッフ、チーム一丸となって、造りあげていきたいと思っています。
また、作者のモーリーさんからは「優の思い通りに演出していいよ、楽しみにしています。」と、温かい言葉で背中を押していただき、ただでさえプレッシャーを感じていた僕にとって、大きな大きな勇気となりました。
この魅力溢れる大好きな作品を、これから更に精一杯磨き、より美しく、儚い物語をお届けしたいと思っていますので、
皆様どうか、劇場まで足を運んでください! まだまだ不束者な私ですが、応援よろしくお願い致します。
ミュージカル「ファントム」
2019年11月10日(日)~12月1日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター
2019年12月7日(土)~16日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
原作:ガストン・ルルー
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:
キャスト
ファントム(エリック):
クリスティーヌ・ダーエ:
フィリップ・シャンドン伯爵:
カルロッタ:
アラン・ショレ:
ルドゥ警部:
ゲラール・キャリエール:
ほか
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