コトリ会議、初の福岡公演「全部あったかいものは」キビるフェスに参加

コトリ会議「全部あったかいものは」が、2月8日から11日まで福岡・ぽんプラザホールで上演される。

「キビるフェス2019～福岡きびる舞台芸術祭～」に参加する本作は、関西を拠点とするコトリ会議にとって初となる福岡公演。作・演出を手がける山本正典は、今作について「現代日本の小さな工場の端っこでの会話劇をキチキチと描いています。端からだと小さくてバカバカしく見えるのに、本人たちは必至で、それがかわいく、あったかく見えればと思って作品をつくっています」とコメントした。キャストには山本のほか、牛嶋千佳、要小飴、三村るな、まえかつと、若旦那家康という劇団員が名を連ねた。

なお山本は、昨年2018年に第9回せんがわ劇場演劇コンクールで劇作家賞、第25回OMS戯曲賞にて佳作を受賞している。

山本正典コメント

昨年のせんがわ劇場演劇コンクールでの劇作家賞受賞と、OMS戯曲賞佳作という作家として褒めてもらえたので、それを加味して、今回はSF的な要素ではなく現代日本の小さな工場の端っこでの会話劇をキチキチと描いています。端からだと小さくてバカバカしく見えるのに、本人たちは必至で、それがかわいく、あったかく見えればと思って作品をつくっています。