「悲劇喜劇」賞は、選考委員と批評・評論家の劇評意欲を刺激する優秀な演劇作品を顕彰することを目的とした賞。6回目の開催となる今回は、今村忠純、鹿島茂、杉山弘、辻原登の4名が選考委員を務めた。贈賞式は3月29日に東京・明治記念館で行われ、受賞作には正賞として雑誌・悲劇喜劇にちなんだ賞牌と、副賞100万円が贈られる。なお詳細な選考過程の採録と、選考委員それぞれが推薦する作品の劇評は、4月5日発売の「悲劇喜劇」5月号(早川書房)に掲載される。
昨年2018年7月に東京・新国立劇場 小劇場で上演された「消えていくなら朝」は、2010/2011シーズンより同劇場の演劇芸術監督を務め、2017/2018シーズンをもって芸術監督の任期を終えた宮田の、芸術監督として最後の演出作品。現在の家族のありようや演劇の社会的地位を、私戯曲の手法で問う家族劇で、
関連する特集・インタビュー
関連記事
宮田慶子のほかの記事
リンク
- 第6回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞決定!
- 消えていくなら朝 | 新国立劇場 演劇
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
早川書房公式 @Hayakawashobo
第6回ハヤカワ悲劇喜劇賞に蓬莱竜太作・宮田慶子演出「消えていくなら朝」 - ステージナタリー https://t.co/F8Qf9Spu3c