「どらま館ショーケース2019」が昨日1月18日に東京・早稲田小劇場どらま館で開幕した。
2017年にスタートした「どらま館ショーケース」は、若手の劇団やアーティスト3・4組が、それぞれ30分程度の短編作品を上演するショーケース公演。今回のラインナップにはスペースノットブランク、
開幕に際し、スペースノットブランクの
また関田は「『俳優の目が死んでいる』とか『生気がない』と言われることがある。しかし、そこに俳優たちの豊かさがあると私は思う」と述べ、「どんな顔をすればいいのか戸惑い彷徨っている。その姿は豊かである」と語る。
さらに、ゆうめいの
上演時間は3作合わせて約1時間40分を予定。公演は1月21日まで。なお本企画ではアフタートークが実施され、1月19日19:30回に
小野彩加(スペースノットブランク)コメント
ゆうめい、関田育子さんと一緒に作品を上演することができてとても嬉しいです。言葉だけでは語り尽くせないものを、作品を通過して体感します。上演が終わるまで、ごゆっくりお楽しみください。なにごともなく上演が終わるように、古賀友樹と一緒に、大切に上演します。
中澤陽(スペースノットブランク)コメント
3つの作品が並んでいて、それらを順番に見る。充実した時間でもあるし、なんだか不思議な時間でもある。作品は作るべくして作られても、並ぶべくして並べられることはない。かもしれない。だから「どらま館ショーケース2019」では、並ぶべくして並べられる作品を並べたいと思い、作るのをやめた。古賀友樹は眠っている。ご期待ください。
関田育子コメント
「俳優の目が死んでいる」とか「生気がない」と言われることがある。しかし、そこに俳優たちの豊かさがあると私は思う。悲しい時に悲しそうな顔をする人間はいない。そんなに単純にはいかないのではないか。そもそも悲しい“だけ”のことは起こらない。だからこそどんな顔をすればいいのか戸惑い彷徨っている。その姿は豊かである。
池田亮(ゆうめい)コメント
僕の実父である池田靖こと五島ケンノ介が客演として参加しているのですが、常日頃から「どの世代にも届くように」と話しており、スペースノットブランクと関田育子を拝見させていただいた時、親子共々かなり衝撃を受けさせていただきました。なのでゆうめいもいろいろな世代へ通ずるよう「粘土ごと」をお観せできればと思います。是非お越しくださいませ!
「どらま館ショーケース2019」
2019年1月18日(金)~21日(月)
東京都 早稲田小劇場どらま館
参加団体
スペースノットブランク「共有するビヘイビア」演出・出演:
関田育子「柊魚」
作・演出:
出演:青谷奈津季、黒木小菜美、小久保悠人、長田遼、我妻直弥
ゆうめい「粘土ごと」
作・演出・出演・美術:
脚本:池田亮
※山崎洋司の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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これ見てきた、関田育子、すげー良かったな…