「いいかげんな訪問者の報告」が京都で開幕、神里雄大「旅のような時間に」

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岡崎藝術座神里雄大によるレクチャーパフォーマンス「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」が、昨日1月16日に京都・京都芸術センター フリースペースで開幕した。

神里雄大 / 岡崎藝術座 新作レクチャーパフォーマンス「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」より。

神里雄大 / 岡崎藝術座 新作レクチャーパフォーマンス「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」より。

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「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」より。

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本作は、神里が構成・出演、野村政之がドラマトゥルク、白神ももこが振付を担当するレクチャー形式のパフォーマンス。南米各国や日本国内のさまざまな土地を巡ってきた神里が、それらの旅で見聞したエピソードを“報告”する。今回は訪問者として南米を回った神里が、訪問者(観客)をもてなす側の人間となり、南米で頻繁に食されているアサードと呼ばれる焼肉と、おにぎりを観客に振る舞う。

「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」より。

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南米移民たちの歴史について神里がレクチャーするパートと、セリフとダンスからなるパフォーマンス要素の強いパートで構成される本公演では、神里が肉の焼き加減をチェックしながら、すべてを1人で担う。レクチャーでは、アルゼンチン・ブエノスアイレスで神里が出会った神里の遠い親戚である日系人男性とのエピソードを軸に、「もしかしたら自分もここ(ブエノスアイレス)にいたのかもしれない」という想像力を用いて移民や国籍、言葉について考察する。開幕に際し、神里は「肉が焼けるのを待ちながら、かつて海を渡った南米の日系人たちの歴史について思いを馳せる旅のような時間になったらいいなと思います」とコメントした。

「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」より。

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京都公演は1月20日まで実施され、その後、2月9日から17日まで神奈川・CASACOにて上演される。上演時間は約1時間40分を予定しているが、肉の焼け具合によって多少の変動あり。

神里雄大コメント

炭火で肉を焼きながらパフォーマンスをするという世界初(?)の試みです。肉が焼けるのを待ちながら、かつて海を渡った南米の日系人たちの歴史について思いを馳せる旅のような時間になったらいいなと思います。ぜひ足をお運びください。

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神里雄大 / 岡崎藝術座 新作レクチャーパフォーマンス「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」

2019年1月16日(水)~20日(日)
京都府 京都芸術センター フリースペース

2019年2月9日(土)~17日(日)
神奈川県 CASACO

構成・出演:神里雄大
ドラマトゥルク:野村政之
振付:白神ももこ

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