The end of company
本作は、ジエン社の第13回“基本公演”。5月に東京・こまばアゴラ劇場にて上演される“拡張公演”では、今作と共通した題材を用い、同タイトルで新たな物語が展開する予定だ。ボードゲーム作家のある男は、家から出ない妹と、恋人ではない女と暮らしている。ゲーム制作は中途半端なまま止まっていたが、“ボドゲ妖精の女”が現れたことで事態は変化し始め……。
脚本・演出の
公演は12月16日まで。なお12月14・15日の19:30開演回終演後は作中に登場するボードゲームを観客とプレイする「アフターボドゲ会」、また11日から13日の19:30開演回はゲストを迎えたアフタートークが開催される。
山本健介コメント
つい先ほど、公演初日を迎える、という不思議なことをしたのですが、あらためて考えるとこれが実に大変なことで。
そもそも人がある場所、ある時間に集まらなければならない。
しかもそれは、極端な罰則を伴わない……なんのために、実際に集まるのか。
現実に、同じ時間と場所を共有するという事に、私たちは実利を超えた、かすかに尊いものを信じているのかもしれない。
そんなわけで、二日目以降もかすかな尊さを信じて、生きていくことになると思います。
その信仰こそが現在に対する抵抗になることを信じて。ぜひともご来場お待ちしています。
The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」
2018年12月11日(火)~16日(日)
東京都 3331 Arts Chiyoda B104
脚本・演出:
音楽:
出演:
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佐々木敦 @sasakiatsushi
ナタリーにかなり気合いの入った記事が出ていた。
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