タクフェス「あいあい傘」東京公演スタート、星野真里「さらによいものを」

タクフェス第6弾「あいあい傘」の東京公演が、昨日11月2日にサンシャイン劇場で開幕した。

2007年に東京セレソンデラックスで上演された本作は、父と娘の再会を描く物語。高島さつきは、25年前に失踪した父親・六郎を探して恋園町を訪ねる。しかし六郎にはすでに新しい家族がいて……。

東京公演の初日に際し、作・演出の宅間孝行は「今までが、ということではないが、今回はより、まとまりよく進んでまいりました」と手応えを明かし、主演の星野真里は「時間を経て東京に帰ってきたことで、自信を持って舞台に立てると思っています。さらによいものを届けられると思う」と、埼玉、宮城、佐賀、栃木公演を振り返る。今回が初舞台だと言う鈴木紗理奈は「気持ちしかなく、技術ではまだまだなので、舞台はみんなに食らい付いていこうとがんばりました」と気合を見せた。

東京公演は11月11日まで行われ、15日には新潟のりゅーとぴあ・劇場、11月18日には広島のはつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール、11月23・24日には北海道の道新ホール、11月30日から12月4日には大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、12月6日から9日には愛知のウィンクあいちで上演される。