舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」前山剛久やクリエイター陣からメッセージ

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来年2019年1月に東京で上演される舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」より、クリエイターとキャストからのコメントが公開された。

舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」より。左から前山剛久と稲葉夕士、小松準弥と長谷泉貴、佐伯亮と龍さん。

舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」より。左から前山剛久と稲葉夕士、小松準弥と長谷泉貴、佐伯亮と龍さん。

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「妖怪アパートの幽雅な日常」は妖怪、幽霊、人間が同居する妖怪アパートを舞台に、高校生の稲葉夕士と個性的な住人たちの共同生活を描くファンタジー作品。香月日輪の小説を原作に、深山和香によるマンガが「月刊少年シリウス」(講談社)で連載されているほか、17年にはテレビアニメが制作された。

「妖怪アパートの幽雅な日常」キャラクター集合イラスト (c)香月日輪・深山和香/講談社

「妖怪アパートの幽雅な日常」キャラクター集合イラスト (c)香月日輪・深山和香/講談社[拡大]

舞台版の上演台本を担当する谷碧仁は「ありとあらゆるリアリティが存在する脚本ができたと思っています」と語り、演出の元吉庸泰は「観る楽しみと感じる琴線を最大限に張り巡らせます。楽しみにして頂ければと思います」とコメント。

さらに主人公・稲葉夕士役の前山剛久は「気持ちでお芝居を作っていくことに重点をおいて、観る方の心に何か残せる作品に仕上げることを目指します」、夕士の親友・長谷泉貴役の小松準弥は「原作ファンの皆さんが愛するファンタジー要素が散りばめられたこの作品によりリアリティを添えられるよう、全身全霊生身でぶつかっていきたいと思います」、アパートの住人である龍さん役の佐伯亮は「キャストの皆と心からぶつかり合い、芝居に誠心誠意向き合っていきます」とそれぞれ意気込みを語った。

公演は1月11日から27日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。チケットは11月25日に販売スタートする。このほかのキャストについては続報を待とう。

谷碧仁コメント

普段現代劇を中心に描いておりまして「妖怪アパートの幽雅な日常」を最初に読ませていただいた時、「これは現代劇だ!」と興奮した所から始まりました。喋る鳥がいたり、麻雀が大好きな鬼がいたり、姿形が何にも属さない者まで次々に現れるのですが、それらはリアリティを放ち続けております。そして何よりも主人公、夕士の心情変化のリアリティには驚きを隠せませんでした。夕士や周りの人々、さらには不思議な者達のリアリティに、僕自身の人生の捉え方、僕であればこの言葉をこう感じる、といった感覚を追加しながら、ありとあらゆるリアリティが存在する脚本ができたと思っています。

元吉庸泰コメント

優れた作品は“孤独”について描かれている、とある高名な演出家の言葉があります。
原作を拝読した時、夕士の等身大の孤独と、彼がほんの少しだけよりよく在りたいという思いが丁寧に描かれていることを感じました。そして、それを彩り、受け入れ支える多様な妖怪アパートの仲間たちの”日常”に心が潤いました。
この舞台がそんな夕士と仲間達の様に少しでもよりよく在りますよう、そして少しでも多くの色彩で彩れますよう、作品を抱きしめていきたいです。観る楽しみと感じる琴線を最大限に張り巡らせます。楽しみにして頂ければと思います。

前山剛久コメント

「妖怪アパートの幽雅な日常」舞台版に稲葉夕士役での出演が決定しました前山剛久と申します。この作品に参加できることが本当に嬉しいです。小説、マンガ、アニメ。コンテンツを重ねて、みなさんの期待はとても膨らんでいると思います。だからこそ、気持ちでお芝居を作っていくことに重点をおいて、観る方の心に何か残せる作品に仕上げることを目指します。みなさん、お楽しみに。

小松準弥コメント

様々なメディア展開を経て、長らく愛されてきた作品に携わらせていただけてとても光栄ですし、新たな世界に出会えることが今から本当に楽しみです。深く共演経験があり気心の知れた前山さん、佐伯くんとの絆を武器にカンパニーを盛り立て、原作ファンの皆さんが愛するファンタジー要素が散りばめられたこの作品によりリアリティを添えられるよう、全身全霊生身でぶつかっていきたいと思います。

佐伯亮コメント

児童文学からコミック化、アニメ化、そして舞台化と、長い歴史があるこの作品に関わることが出来てとても光栄です。
龍さんは優美で気迫があってさらに内から醸し出ている圧倒的な存在感もあり、僕が今まで演じたことのない役柄ですが、キャストの皆と心からぶつかり合い、芝居に誠心誠意向き合っていきます。よろしくお願いします!!

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舞台「妖怪アパートの幽雅な日常」

2019年1月11日(金)~27日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

原作:香月日輪
漫画:深山和香
上演台本:谷碧仁
演出:元吉庸泰

キャスト

稲葉夕士:前山剛久
長谷泉貴:小松準弥
龍さん:佐伯亮
ほか

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(c)香月日輪・深山和香/講談社

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