11月に上演される舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」の制作発表記者会見が、昨日10月23日に東京・ドワンゴ半蔵門スタジオで行われた。
主演の生駒は、姫という役どころについて「今までは男の子の役だったり、女の子でも『僕』って言うような子ばかりだったので、女の子らしい役をがんばりたいです」と意気込む。また生駒と共にW主演を務める矢部は「主演も初めて、2.5次元作品も初めて、殺陣も初めて。初めて尽くしで自分のことだけで精一杯。主演らしいことはできてないんですけど、周りの方々がすごい方ばかりなのでついていってる感じです」と心境を語った。
山本は自身が演じるキジャについて「キジャは右手に力を宿しているので、右手が大きくなっちゃう(笑)。舞台でどう見せるのか、僕自身楽しみです」と期待をのぞかせる。ジェハ役の西川は「(ジェハは)脚に竜の力を持っているので、蹴りのアクションがメイン。身体が硬いので、脚をきれいに見せるために柔軟をがんばっています」とエピソードを明かした。
続く奥谷は「シンアは竜の力の持ち主。仮面をしているので、仮面をつけたままのアクションは不安もあるのですが、本番までに素敵なものをお見せできるようにがんばりたい」と話し、木津は「ゼノは竜の力を全身に宿しています。果たしてゼノはちゃんとヨナ姫に出会えるのか? 出会えるようにがんばります(笑)」と、自身の出番が少ないことを自虐的に語り、会場の笑いを誘った。
また2年前の初演から続投する樋口が「僕以外、全員キャストが変わってしまうという非常事態(笑)」と述べると、奥谷は「いやいや、朗報でしょ!」とツッコミを入れる。樋口が続けて「新しいキャストと新しい『ヨナ』を作れたらと思います!」と言葉に力を込め、「この物語はヨナの成長を描くので、すべては生駒ちゃんにかかってるなと」と発言すると、生駒が「今ここで言わなくていいじゃん! わーん(笑)」と、手で顔を覆う一幕も。そして陣内は「今日初めて舞台を見せてもらったんですけど、美術もすごく美しいです。ハラハラしたりキュンとしたり、原作の魅力を舞台でも丁寧に伝えることが僕らの使命ですね」と目標を掲げた。
続いて記者から、男性キャストに囲まれた稽古場の印象について尋ねられた生駒は「日々戦ってます(笑)。今までやってきた舞台と雰囲気も違って。皆さん、個性豊かでいらっしゃって(笑)」と答えると、矢部は「僕たち、すごい人見知りで。初めてお会いしたときは、お互い目も合わせられなかったんです。でも今はすごいしゃべれるようになって。人見知りから解放されてよかったです(笑)」と回想する。さらに2人のラブシーンについて問われた矢部は「それは観てのお楽しみということで(笑)」と笑顔を見せた。
最後に矢部は「すごく人気のある作品で、それぞれのキャラクターにファンがいると思う。マンガの世界がそのまま飛び出してきたような表現ができれば」と意気込み、生駒は「原作を読んだときにすごく面白くて、衝撃があった。舞台を観た方にもそういう気持ちになってほしいです。観た人が満足して帰っていただけるようにがんばります」と会見を締めくくった。舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」は、11月15日から25日まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて上演される。
舞台「暁のヨナ~ 緋色の宿命編」
2018年11月15日(木)~25日(日)
東京都 EX THEATER ROPPONGI
原作:
脚本:
演出:
キャスト
ヨナ:
ハク:
キジャ:
ジェハ:
シンア:
ゼノ:
ユン:
テジュン:
ギガン:
クムジ:
スウォン:
吉田晃太郎、佐藤賢一、大穂恭平、佐藤義夫、宮川連、三上真司、榮桃太郎、鈴木幸二、早川勇平、小島久人、伊藤智則、下田隼輝、轟大輝、瀬戸沙織、新貝紋加、安里唯、山崎愛華
※山崎愛華の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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空色の月(そらつき) @BlauerMond8
2018年の舞台
観たかったかもー
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