「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」が本日10月20日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開幕する。これに先駆け、昨日19日にゲネプロと囲み取材が行われた。
本作で描かれるのは、春の高校バレー宮城県代表決定戦の様子だ。“才能とセンス”“コンセプトの戦い”をテーマに掲げた今回の作品では、過去作以上にダンスの要素を多く盛り込んだ試合が展開。また、同シリーズの音楽を手がけてきた
ゲネプロ前に行われた囲み取材には、日向翔陽役の須賀をはじめとするキャストに加え、演出を務めるウォーリー、音楽を手がける和田が出席。今作にかける意気込みを問われた須賀は「いろいろな要素が1つになるのが演劇『ハイキュー!!』の醍醐味。今回はその集大成がお見せできるのではないでしょうか。卒業と謳ってはいますが、いつもと変わらず、1公演1公演を大切に演じ切りたいと思っています」と晴れやかな表情で語り、影山飛雄役の
月島蛍役の
続く山口忠役の
囲み取材が不慣れだと言う和田は緊張した面持ちで「ウォーリーさんと培ってきた稽古のメソッドを、この期におよんで全部ぶち壊そうと思って稽古方針を変えました」と制作過程を明かし、「キャスト全員が舞台上で“生き”ながら試合をしていることが演劇『ハイキュー!!』の魅力なので、自分もその要素を取り込んで、その場その場で(即興的に)音楽を作っています。キャストやお客さんのグルーヴを感じながら、“一期一会感”を音楽に乗せて伝えられたら」と意気込みを述べる。またウォーリーは「試合の中にはたくさんのドラマがあって、それは試合を見て生まれる感動でもあり、“人間”(舞台上で演じている俳優)を見て生まれる感動でもあります」と演劇「ハイキュー!!」の魅力を語った。
囲み取材終盤、須賀は「サプライズはないと思うので言いますが……僕、今日が誕生日で、ちょうど芸能生活20周年を迎えたんです」と切り出し、「役者人生の第2章の始まりとも言える今回の節目を、演劇『ハイキュー!!』の現場で迎えられてとても幸せです」と喜びを語る。するとそこに、田中龍之介役の
上演時間は休憩ありの約3時間10分。東京公演は10月28日まで。その後、11月から12月にかけて広島、兵庫、大阪、宮城を巡演し、12月7日から16日まで東京・日本青年館ホールで東京凱旋公演を行う。12月16日の千秋楽には全国の映画館でライブビューイングを実施。さらにこのたび、本公演のBlu-ray / DVDが来年19年4月17日にリリースされることも明らかになった。
なおステージナタリーでは、「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」の特集を展開中。須賀、影山の2人に、10月17日にBlu-ray / DVDがリリースされた前作「はじまりの巨人」の見どころを語ってもらった。「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」
2018年10月20日(土)~28日(日)
東京都 TOKYO DOME CITY HALL
2018年11月9日(金)・10日(土)
広島県 はつかいち文化ホール さくらぴあ 大ホール
2018年11月15日(木)~18日(日)
兵庫県 あましんアルカイックホール
2018年11月23日(金・祝)~25日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
2018年11月30日(金)~12月2日(日)
宮城県 多賀城市民会館 大ホール
2018年12月7日(金)~16日(日)
東京都 日本青年館ホール
原作:
演出・脚本:
日向翔陽:
影山飛雄:
月島蛍:
山口忠:
田中龍之介:
西谷夕:
縁下力:
澤村大地:
菅原孝支:
東峰旭:
青葉城西高校
及川徹:
岩泉一:
松川一静:
花巻貴大:
矢巾秀:
渡親治:
京谷賢太郎:
金田一勇太郎:
国見英:
白鳥沢学園高校
牛島若利:
瀬見英太:
大平獅音:
天童覚:
五色工:
白布賢二郎:
川西太一:
山形隼人:
鷲匠鍛治:
烏野高校 OB・OG
嶋田誠:
田中冴子:
烏野高校 マネージャー
清水潔子:
谷地仁花:
烏野高校 顧問・コーチ
武田一鉄:
烏養繋心:
※辻凌志朗の「辻」は一点しんにょうが正式表記。
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