日本テレビ開局65年記念舞台「魔界転生」が本日10月6日に福岡・博多座で開幕する。これに先駆け、昨日5日に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
「魔界転生」は、1967年に「おぼろ忍法帖」として単行本化された山田風太郎の伝奇小説。脚本を
囲み取材には、演出の堤をはじめ、主人公・柳生十兵衛役の
魔界から蘇った強敵に立ち向かう柳生十兵衛を演じる上川は「今回の(主演の)お話をいただいたときは本当に感激の思いでいっぱいでした」と感慨深げに述べ、「今回の舞台は、見どころを1つ取り上げてご紹介することが難しいほど、本当に未体験の新しいものに溢れている作品です。ぜひ丸ごと体感してほしいと思います」と観客に呼びかけた。
“魔界転生”という妖術でよみがえり、幕府滅亡を画策する天草四郎を演じる溝端は「『これはすごいものができるな』という心地よい疲労感のようなものに今、包まれております。明日から毎日たくさんのお客様に来ていただけることが楽しみです」と期待を込めた。
「魔界転生」には上川、溝端のほか、
堤幸彦コメント
今までにないと言っていただける新しい、二十一世紀の時代劇をつくることができたことは光栄ですが、緊張もしております。また、東京発の舞台が多い中、博多座からスタートするというのは珍しいことで、私の両親や親戚も九州に多く住んでおりますので、堤家にとっても非常に誇らしい出来事です。舞台はお客さんが入ってやっと完成するものなので、初日の幕が開いてからも気合を入れてやろうと決意しております。
上川隆也コメント
もともと山田風太郎さんの原作が好きで、今回の(主演の)お話をいただいたときは本当に感激の思いでいっぱいでした。今回の舞台は、見所を一つ取り上げてご紹介することが難しいほど、本当に未体験の新しいものに溢れている作品です。ぜひ丸ごと体感してほしいと思います。この舞台を博多座で幕をあけられることを大変嬉しく思います。ぜひ九州の皆様に楽しんでいただける舞台を博多座からお届けしたいと思いますので、みなさまぜひお楽しみに足をお運びください。
溝端淳平コメント
堤監督のもと、今まで誰も挑戦したことのないような舞台になるなと稽古場から感じておりました。「これはすごいものが出来るな」という心地よい疲労感のようなものにいま包まれております。明日から毎日たくさんのお客様に来ていただけることが楽しみです。堤監督の言うように、お客様が入って完成する舞台ですので、ぜひこの未曾有の舞台を観にきていただきたいです。
高岡早紀コメント
自分の出番のない場面のリハーサルを客席で見て、映像も素晴らしく、立ち回りの迫力にも驚かされ、ひとりの観客として楽しませていただきました。楽しんで観ていただける舞台になると思いますので、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。よろしくお願い致します。
浅野ゆう子コメント
堤監督の作品には、以前「真田十勇士」で淀殿のお役で出演させていただきました。その時も素晴らしい殺陣の舞台だったのですが、今回はさらに、パワーアップした殺陣やマッピングを、観客の一人としても楽しませていただいております。いよいよ明日が初日です。素晴らしい堤監督ワールドを楽しんでいただける作品じゃないかと思いますので、劇場でたくさんの方にお目にかかれることを楽しみにしております。
松平健コメント
時代劇にはずっと出演してきましたが、今までやったことのない初体験の時代劇です。若い人のエネルギッシュな演技と立ち回り、それから親子の愛など見所がたくさんあります。今までに観たことのない舞台になったと思います。端々に監督のギャグが織り込まれておりますので、そこも楽しんでいただけるのではないでしょうか。ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。
日本テレビ開局65年記念舞台「魔界転生」
2018年10月6日(土)~28日(日)
福岡県 博多座
2018年11月3日(土・祝)~27日(火)
東京都 明治座
2018年12月9日(日)~14日(金)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
原作:山田風太郎(角川文庫)
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