Cross Transit projectは、北村が2015年に開始した、日本とアジアのアーティストと共に創り上げる国際共同制作プロジェクト。最新作となる本作は、インドの作曲家・音楽家のマヤンランバム・マンガンサナをドラマトゥルクに迎え、インドネシア、カンボジアのダンサーらと共に作品を立ち上げる。
上演に向け北村は「インド、インドネシア、カンボジア、日本のダンサー、音楽家、美術家たちがそれぞれの土地に滞在することを通して、その体内で起こる化学変化を経験しました。互いに強い刺激を与え合いながら、新たな舞踊言語のクリエーションに挑み、玉虫色のパンチのきいたグルーヴある作品と仕上がりました」と作品を紹介し、「ライブ感に満ちたダンス、音楽を是非とも体感してください!」と観客に呼びかけている。
なおステージナタリーでは、本作がプログラムの1つとしてラインナップされている、KAAT DANCE SERIES 2018の特集を展開中。芸術監督の白井晃が、本作のほか伊藤郁女×森山未來、山田うん、映像作家・さわひらき×島地保武、ベトナムの“ヌーボー・サーカス”、ルーン・プロダクションの作品について語っている。関連する特集・インタビュー
KAAT DANCE SERIES 2018 北村明子 Cross Transit project「土の脈」
2018年10月12日(金)~14日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
演出・構成・振付・出演:
ドラマトゥルク・音楽提供・出演:マヤンランバム・マンガンサナ(インド・マニプール)
振付・出演:
出演:阿部好江
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- 北村明子 Cross Transit project 「土の脈」|KAAT 神奈川芸術劇場
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北村明子「土の脈」、アジア滞在経験で起きた“体内の化学変化”をダンスに - ステージナタリー https://t.co/9paNUoriPI