「東京キャラバン in 高知」が去る9月16日に高知・高知県立美術館 中庭で開催された。
「東京キャラバン」は、
「東京キャラバン in 高知」にはリーディングアーティストである木ノ下歌舞伎の
閉幕後に取材に応じたは木ノ下は、上演作品のテーマについて「芝居のシーンのベースになっているのが『土佐日記』。生命が誕生してから未来の世界までを描いた」と解説。続く北尾は「東京キャラバン」を振り返り、「苦労もあったが、高知の皆さんがものすごく穏やかで、真面目。情熱を燃やしてやってくれた。ただアーティストがオムニバス形式で並んで上演するだけではなく、いろいろな文化といろいろなアーティストが交わって予想以上のものができた」と手応えを語った。
さらに木ノ下は「高知のポテンシャルがすごい。そしてそれはきっと高知だけではない。日本各地でさまざまな個性があるとわかった」と感慨を述べ、東京2020オリンピック・パラリンピックについて、「“日本オリンピック”として、いろいろな文化が取り上げられたらいいと感じた」と感想を口にする。
最後に北尾が「東京オリンピックが東京だけで行われるものではない、というのが『東京キャラバン』自体のコンセプトだと思う。オリンピックが終わった先にも絶えず続いていってほしい」と期待を寄せ、木ノ下が「日本にはいろいろな文化、知恵があると東京アーティスト側として感じた。『東京キャラバン』をきっかけに、“文化混流”のムーブメントが起こっていってほしい」と締めくくった。
なお来年2019年2月16・17日には「東京キャラバン in 秋田」が、秋田・秋田ふるさと村 ドーム劇場で開催される。
「『東京キャラバン』2018年 ~さらに日本全国へ~」
東京キャラバン in 高知
2018年9月16日(日)※終了
高知県 高知県立美術館 中庭
監修:
参加アーティスト:
参加クリエーター:清川敦子、青木兼治、石川拓也 ほか
東京キャラバン in 秋田
2019年2月16日(土)・17日(日)時間未定
秋田県 秋田ふるさと村 ドーム劇場
参加アーティスト:野田秀樹 ほか
関連記事
木ノ下裕一のほかの記事
リンク
- 東京キャラバン
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
🕊️ちはや(髙本裕子) @chihaya0102
「東京キャラバン in 高知」閉幕、木ノ下裕一「“文化混流”のムーブメントを」 - ステージナタリー https://t.co/fpNmF4D2FM