「時間」は安西にとって約4年ぶりとなる写真集。安西の幼少期の思い出深い場所で撮影が行われた。発売記念イベント前に行われた囲み取材に参加した安西は、完成した写真集について「24歳の自分が嘘偽りなく写っていて、たくさんの方に見ていただきたいなと思いました」と感想を述べる。
撮影時、安西もカメラマンもお互いに人見知りだったことが明かされると、「人見知りと人見知り同士で最初はお互いまったく会話できませんでした(笑)。ですが、撮影が始まると言葉ではなくお互いの感覚で徐々に通じ合うことができたんです。ゆかりのある地が自分の表情を変えてくれたのもあったと思います」と振り返る。お気に入りのカットを聞かれた安西は「30分間くらい冷たい海に入っていてあがったときの1枚なんですが、寒くて震えるのを堪えていたときに撮っていただいたんですよ。モノクロでとてもかっこいい写真に仕上がっていてお気に入りの1枚です」と答えた。
写真集のタイトルについては「僕の“時間”、買ってくださったお客様の“時間”、僕に携わってくれる皆様の“時間”を大切にしたいなと思ってこのタイトルをつけました」と語り、撮影で苦労した点について「実は僕、俳優という仕事をしていながら、人に写真を撮られるのが苦手だったんです。ですが、撮影時にカメラマンさんはその僕のことを理解してくださり、『そのままでいいよ、作らなくていい』とおっしゃっていただいたことで、構えなくていいんだとリラックスして挑むことができたんです。おかげでだんだんと心を開くことができました。そうして撮影が進むにつれて、撮られることが好きになったんです。あと、カメラマンさんに教えてもらって自撮りができるようになりました(笑)」と笑顔を見せた。
今年2018年の夏らしいエピソードを尋ねられた安西は「舞台『野球』のカンパニーで練習試合をしました。多分中学生ぶりの試合だったんですが、ピッチャーをやりました。みんなで楽しくということでの試合だったんですが、僕めっちゃ打ちましたよ」と語り、今後の目標について「役者人生の目標として、演劇というツールを使って社会貢献がしたいです。そして、周りにいてくださる皆様とたくさん笑って過ごせるような日々を送りたいです」と回答し、取材を締めくくった。
なお本写真集の発売記念イベントは、9月9日に大阪・紀伊国屋書店 グランフロント大阪店でも開催される予定だ。
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- 安西慎太郎 セカンド写真集 『時間』 | ワニブックスオフィシャルサイト
- 安西慎太郎セカンド写真集official (@anzaishintaro_2) | Twitter
- 【グランフロント大阪店】『安西慎太郎写真集』(ワニブックス)発売記念 安西慎太郎さん 握手会(2018/9/9) | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店
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