柳家喬太郎の新作落語「ハンバーグができるまで」舞台化に渋川清彦、馬渕英里何

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柳家喬太郎の新作落語「ハンバーグができるまで」の舞台化が決定した。

舞台「ハンバーグができるまで」ビジュアル

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渋川清彦

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「ハンバーグができるまで」は、うだつの上がらないバツイチ中年・マモルが、いつもの出来合いの惣菜ではなく、食材を買い歩いたことから始まる商店街の騒動と、マモルに買い物を頼んだ元妻・サトミの思惑を描いた新作落語。今回の舞台版では、脚本・演出を昨年2017年の「スプリング・ハズ・カム」でも喬太郎とタッグを組んだ、ペテカン本田誠人が手がけ、マモル役を渋川清彦、サトミ役を馬渕英里何が演じる。共演者には喬太郎のほか、ペテカンの面々が名を連ねた。

公演は来年2019年3月20日から24日まで東京・博品館劇場にて。チケットの先行予約は9月8日12:00から受け付けられ、一般販売は10月13日10:00にスタートする。

本田誠人コメント

「ハンバーグができるまで」念願の舞台化、そして脚本、演出をすることになって、当初は無邪気に喜んでいましたが、喬太郎師匠から大事な作品を預けられた重責と全国の柳家喬太郎ファンの皆様の期待とで、ここへきて「しまった! やべえ……」と能天気に喜んだことを後悔していますが・笑。今はその生みの苦しみを楽しんでいますが。

原作の登場人物はどこにでもいる日常の人々。これらが喬太郎師匠によって実に可笑しくも愛おしく描かれます。私はさらにこれらの登場人物の挫折から立ち上がり、一歩を踏み出す様に焦点を当ててみたいと思っています。気持ちや考えを入れ替えて、でも同じ脚で前へ進む様は人々に勇気を与え、でも実はそんな稀有なことではなくて、日常で、そこかしこで見たり感じたり出来て、誰にも元気の源泉となり得ることだったりします。角度を変えると見慣れた身近な風景や人物がドラマチックで自分の人生を豊かにしてくれる。この舞台を通して、お客様にはそんな視点を持ち帰っていただければ嬉しいなと思います。

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舞台「ハンバーグができるまで」

2019年3月20日(水)~24日(日)
東京都 博品館劇場

原作:柳家喬太郎
脚本・演出:本田誠人
出演:渋川清彦 / 馬渕英里何、柳家喬太郎 / ペテカン(大治幸雄、齋田吾朗、濱田龍司、本田誠人、羽柴真希、長峰みのり)ほか

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Yuichiro Atsumi @ycr77

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