荒木宏文演じる森鴎外と女子高生の“運命の恋”描く「明治東亰恋伽」開幕

歌劇「明治東亰恋伽～月虹の婚約者～」が8月18日に大阪・森ノ宮ピロティホールで開幕した。

本作はゲーム「明治東亰恋伽」を原作とした歌劇「明治東亰恋伽」シリーズの第2弾。2016年に上演された「朧月の黒き猫」に続き、森鴎外役の荒木宏文、菱田春草役の橋本祥平、川上音二郎役の遊馬晃祐、藤田五郎役の吉岡佑、小泉八雲役の汐崎アイルが登場するほか、チャーリー役の安里勇哉が声の出演で参加。さらに新キャストとして、綾月芽衣役に鈴木桃子、泉鏡花役に北川尚弥、横山大観役に橘龍丸がキャスティングされている。

劇中では、キャスト全員で踊るオープニングダンスや荒木演じる森鴎外の行水シーン、毎公演違ったペアで行われる日替わり対決の場面などを交えつつ、森鴎外と綾月芽衣の“運命の恋”を描くラブストーリーが展開。明治時代へタイムスリップしてしまった女子高生・綾月芽衣は、気が付くと鹿鳴館のパーティーに迷い込んでいた。警察官の藤田五郎からあやしまれ、尋問を受ける芽衣の窮地を救ったのは森鴎外で……。なお東京公演は8月25日から9月2日まで東京・シアター1010にて行われる。