夭折の俳優・金子正次を描く「竜二 ～お父さんの遺した映画～」に八神蓮ら

“STRAYDOG”Produce「竜二 ～お父さんの遺した映画～」が、10月24日から28日まで東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERで上演される。

本作は初めての主演映画「竜二」を作り上げ、封切り直後に夭折した俳優・金子正次を描いた生江有二のノンフィクション「竜二―映画に賭けた33歳の生涯」（幻冬舎アウトロー文庫）を原作とした舞台。脚本・演出を森岡利行、主演を八神蓮が務める。

スターを夢見て上京した売れない俳優・金子。劇団員と結婚して子供が生まれた彼は、改めて役者の道を決心するが、同じ頃に病気が発覚する。がんが体中に転移し、日に日に病状が悪化していく中で金子は「誰も自分を映画で使わないのなら、自分で脚本・監督をすれば主演できる」と考えて執筆活動を始める。しかし完成した台本を売り込んでもよい返事はもらえず、金子は映画会社に頼ることをやめ、自分たちで映画を作ることを決意し……。

出演者には八神のほか上杉輝、松島庄汰、高岡保成、伴優香らが名を連ねた。なお10月26日と27日の14:00開演回の終演後には、八神らが登壇するアフタートークを実施。チケットの一般販売は8月21日にスタートする。