1667年に初演された「アンドロマック」は、フランスのジャン・ラシーヌの代表作。本公演は、7月13日に東京都内の病院で死去した浅利が最後に企画、準備を手がけた作品となる。浅利は1966年の日生劇場プロデュース公演で本作の演出を初めて手がけ、その後自身が代表を務めた劇団四季では2002年、04年に上演を行った。
本作では、ギリシャ軍に滅ぼされたトロイの総大将の妻アンドロマック、彼女を愛してしまったアキレスの息子ピリュス、気位の高いスパルタの王女エルミオーヌ、ギリシャの勇士オレストの4人による“片思いの連鎖”が生み出す愛の不条理が描かれる。出演者には野村玲子、近藤真行、
「アンドロマック」
2018年9月7日(金)~12日(水)
東京都 自由劇場
作:ジャン・ラシーヌ
翻訳:宮島春彦
演出:
キャスト
アンドロマック:野村玲子
ピリュス:近藤真行
エルミオーヌ:
オレスト:桑島ダンテ
ピラド:劉毅
クレオーヌ:田野聖子
セフィーズ:服部幸子
フェニックス:斎藤譲
オレストの部下:折井洋人、与那嶺圭太、関廣貴、池田泰基
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