8月から9月にかけて東京、大阪、愛知で上演される、座・ALISA Reading Concert vol.II「『キセキのうた』~私たちの『今』を歌おう~」。開幕に先駆け本日8月1日、東京公演の会場でもあるセルリアンタワー能楽堂で製作発表記者会見が行われた。
本作は、
会見はまず、出演者3名による楽曲披露からスタート。観月、湖月、春野は金色のドレスをまとい、松任谷の「ANNIVERSARY~無限にCALLING YOU~」を披露した。パフォーマンスを終えた3名は改めて壇上に姿を現し、1人ひとり挨拶する。好きな松任谷の楽曲は「ルージュの伝言」だと言う春野は「この作品にはリーディングのみならず、歌やダンスが盛り込まれます。華やかなものでありつつ、四十代の女性にエールを送るというテーマを表現していきたい」と抱負を述べる。初共演となる観月については「最初にお会いしたとき、なんて美しいんだろうと……お人形さんのようで。美しいけどかわいらしさもあって、スマートな方」と絶賛。さらに上演に向けて、「等身大の役でもあるので自分自身を投影しつつも、テーマを大切に作っていきたい。観月さんと、(宝塚の)先輩でもある湖月さんと共に、楽しくユニットをやっていけたら」と意気込んだ。
松任谷と宝塚時代から交流があったと言う湖月は、「退団前のリサイタルで『ANNIVERSARY』を歌いました。12年経って、こういう形でまた歌えるのは本当に光栄なことです」と感慨深げに述懐。会場がセルリアンタワー能楽堂であることについては「この空間だからこそ生まれるステージになるのではないかと、とてもときめいています」と期待をのぞかせる。話題が2人の共演者に及ぶと、湖月ははにかみながら「私事で恐縮ですが、『ナースのお仕事』でありささんが演じていた(朝倉)いずみちゃんの大ファンで……」と観月に視線を送り、さらに春野と顔を見合わせて「私たちは宝塚のトップスターとして走ってきたので、共感できる部分がたくさんある。奇跡のようなユニットができたら」と笑顔を見せる。
なお今回は能楽堂での公演のため、観月ら出演者をはじめバンドメンバーの面々も足袋を着用して出演する。これについてコメントを求められた湖月が「足袋を履くとつい、腰を入れたくなる」と膝を曲げて見せると、春野が頷きながら「すり足をしたくなりますね」と微笑んだ。
「タカラジェンヌのお2人の間に立てるのは光栄。参加していただけて本当にありがたい」と笑顔で謝辞を述べるのは観月。松任谷の楽曲を原作とした本作については「十代の頃ユーミンさんに2曲ほど書いていただいて、それ以来交流があった」と言い、「四十代になった私がユーミンさんのコンサートに行ったとき、すごくバイタリティと勇気を与えられたんです。それで私もこういうふうに、『元気でがんばろう!』とエールを送れたらいいなと思いました。『まだまだがんばれるよ四十代、まだまだがんばれるよ五十代!』観てくださる方に、そんな気持ちをお送りしたい」とエピソードを明かしつつ抱負を語った。
最後に登壇者を代表し、観月が「若い方から私たちと同年代、さらに上の世代の方までいろんな方に楽しんでいただきたいです。わくわく、どきどき、きらきらを、観に来てくださった皆様に伝えられたら」とメッセージを送り、会見は終了した。
公演は8月26日から29日、9月1日から3日に東京・セルリアンタワー能楽堂、9月22・23日に大阪・サンケイホールブリーゼ、9月29・30日に愛知・愛知県産業労働センター ウインクあいち 大ホールにて。チケットの一般販売は、東京公演が8月11日10:00から、大阪・愛知公演が8月25日10:00からスタートする。
座・ALISA Reading Concert vol.II「『キセキのうた』~私たちの『今』を歌おう~」
2018年8月26日(日)~29日(水)、9月1日(土)~3日(月)
東京都 セルリアンタワー能楽堂
2018年9月22日(土)・23日(日・祝)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2018年9月29日(土)・30日(日)
愛知県 愛知県産業労働センター ウインクあいち 大ホール
原作:
上演台本・演出:
音楽監督:鎌田雅人
出演:
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