劇団チョコレートケーキ、“大きな歴史”でつながる新作2本のビジュアル公開

9月に上演される劇団チョコレートケーキの企画公演「ドキュメンタリー」と、11月に上演される第30回公演「遺産」のビジュアルが公開された。

脚本を古川健、演出を日澤雄介が手がける両作は、“大きな歴史”でつながる作品となる予定。「ドキュメンタリー」では、後天性免疫不全症候群（AIDS）の脅威が水面下で拡大しつつある1985年の日本を舞台とした物語が展開し、劇団メンバーの浅井伸治、岡本篤、西尾友樹が出演する。

一方の「遺産」は、日本人にとって決して清算できない“遺産”についての物語。死の床にある老医師の枕元に過去の亡霊が出現し……。キャストには浅井、岡本、西尾に加え、足立英、佐瀬弘幸、林竜三、劇団桟敷童子の原口健太郎、日比野線、悪い芝居の渡邊りょう、李丹が名を連ねた。

「ドキュメンタリー」は9月26日から30日まで東京・小劇場楽園、「遺産」は11月7日から15日まで東京・すみだパークスタジオ倉で上演。「ドキュメンタリー」のチケットは8月28日、「遺産」のチケットは10月2日に発売される。

※初出時より本文を一部修正しました。