「新感線☆RS『メタルマクベス』disc1」が本日7月23日に東京・IHIステージアラウンド東京で開幕。これに先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が昨日22日に行われた。
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「disc1」でランダムスター&ランダムスター夫人を演じるのは、退団以来21年ぶりに新感線作品に出演する
西暦2218年。長く続いた戦争によって荒野と化した世界で、フェンダー国、ギブソン国、そして新興勢力のESP国が火花を散らしていた。そんな中、ESP国の無敵の将軍・ランダムスター(橋本さとし)は突如現れた3人の魔女(猫背、植本、山本)から、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド・メタルマクベスのデビューアルバムを手渡される。バンドメンバーのマクベスはランダムスターに、バンクォーはエクスプローラー(橋本じゅん)に、マクダフはグレコ(山口)にそっくりで……。
ステージアラウンドシステムを導入した同劇場の舞台機構を巧みに利用し、レスポール王(西岡)の居城である鋼鉄城から、ランダムスター夫妻が暮らすメイプル城、さらにはマホガニー城へと、ステージ上は次々と様相を変えていき、その中をランダムスターやエクスプローラーがバイクで走り抜ける。橋本さとしと濱田の2人は、破滅の道をたどるランダムスター夫妻、そしてバンドマンのマクベスと彼らのマネージャー・ローズを、ときにコミカルに、ときにシリアスに緩急を付けて演じながら、「きれいは汚い、ただしオレ以外」「私の殺意」「すべてうまく行く」といったロックナンバーを力強く歌い上げた。
ゲネプロ前に行われた囲み取材には、橋本さとし、濱田、西岡の3人が出席。21年ぶりに新感線作品に出演した感想を問われた橋本さとしは「自分が自分でいられる場所と言うか、ホームに帰ってきた感じがしました」と笑顔を見せ、初参加の濱田は「新感線作品はとにかくエネルギーがすごい。“新感線の新幹線”に乗ってるみたいな感じですね(笑)。乗り遅れないように必死についていきました」と稽古を振り返る。また08年の「いのうえ歌舞伎☆號『IZO』」以来、2度目の参加となる西岡は「初演がとても面白かったので、負けないようにがんばっていきたい」と意欲を見せた。
胸元が大きく開いた自身の衣装について、橋本さとしは「(乳首が)見えるか見えないか、ギリギリを狙ってます。でももしかしたらポロリもあるかも(笑)」と笑いを誘いつつ、濱田のセクシーな衣装にも言及し、「めぐちゃんの衣装、目のやり場に困っちゃうんだよねえ」とコメント。これを受け、濱田は「大丈夫、大丈夫。すぐに見慣れますから(笑)」と微笑んだ。
最後に橋本さとしは「『disc2』『disc3』の2組がなかなか超えられないように、『disc1』のメンバーで高いボーダーラインを引いていったろかなと思ってます!」と意気込み、「エネルギッシュなステージになりました。毎公演ベストな状態でお届けしたいと思っています。気合十分ですので、ぜひ楽しみに観に来てください」と観客に呼びかけた。
「新感線☆RS『メタルマクベス』disc1」の公演は8月31日まで。また8月9日12:30開演回および18:00開演回には、全国各地の映画館でライブビューイングも行われる。
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ONWARD presents「新感線☆RS『メタルマクベス』disc1 Produced by TBS」
2018年7月23日(月)~8月31日(金)
東京都 IHIステージアラウンド東京
原作:
作:
演出:
音楽:岡崎司
振付&ステージング:川崎悦子
出演:
バンド:岡崎司(guitars)、高井寿(guitars)、福井ビン(bass)、松田翔(drums)、松崎雄一(keyboards)
※西岡徳馬の「徳」は旧字、山崎翔太と松崎雄一の「崎」は立つ崎(たつさき)、高井寿の「高」ははしごだかが正式表記。
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