「レビュー夏のおどり」は、2014、16、17年に続き今回で4回目となった、東京・新橋演舞場で行われるOSK日本歌劇団の公演。第1部「桜ごよみ 夢草紙」は西川箕乃助が構成・演出・振付を手がけ、第2部「One Step to Tomorrow!」は名倉加代子が作・演出・振付を担当した。
公演に続いて行われた「さよならショー」では、1曲目に名倉作詞の「歩き続けて」、2曲目には昼の部では「Teaes」、夜の部では高世が作詞を手がけた「Bright Day 輝く未来へ」、3曲目には03年のOSK解散公演のテーマ曲であった「Endless Dream」が披露され、最後の4曲目には、「Thanks to all of you~そうさこれからも~」が歌い上げられた。
高世は客席を見渡し「これまでたくさんの拍手、熱い思いをありがとうございました。男役に憧れ、OSKの群舞のあの一員になりたいと憧れ、歌劇学校へ入学し、OSK日本歌劇団に入団しました。2003年に解散の危機もありました。振り返れば、決して平坦な道のりではありませんでした。でも、私はOSKに出会えて本当によかったです」とこれまでを振り返る。
そして「仲間に出会い、そして皆様と出会うことができました。来るべき100周年に向け、OSKは一歩ずつ前進しています。皆様、どうぞこれからもOSKのことを愛し続けてください。私もこれまでとは違う角度からOSKを愛し続けていきたいと思います。今、幸せな気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」と明るく挨拶を述べた。
またカーテンコールでは来年2019年3月に新橋演舞場にて「レビュー春のおどり」、4月に大阪・大阪松竹座にて「レビュー春のおどり」、7月に京都・南座にて「レビュー in Kyoto SUMMER SPECIAL」が開催されることも発表された。さらに終演後は、ブルーローズの大きなブーケを手にした高世が、新橋演舞場の劇場正面玄関に姿を現し、ファンに見送られて劇場をあとにした。
なおステージナタリーでは高世のインタビューに加え、「もっと知りたいOSK」と題し、その魅力に5つのポイントから迫るコラムを掲載している。
関連する特集・インタビュー
OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」
2018年7月5日(木)~9日(月)※公演終了
東京都 新橋演舞場
「桜ごよみ 夢草紙」
構成・演出・振付:西川箕乃助
「One Step to Tomorrow!」
作・演出・振付:名倉加代子
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