OSK高世麻央、ブルーローズのブーケ手にファンに見送られて劇場をあとに

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OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」が昨日7月9日に千秋楽を迎え、本公演をもって同劇団を退団する、トップスターの高世麻央による「さよならショー」が行われた。

OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」千秋楽の様子。

OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」千秋楽の様子。

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ファンに見送られる高世麻央。

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「レビュー夏のおどり」は、2014、16、17年に続き今回で4回目となった、東京・新橋演舞場で行われるOSK日本歌劇団の公演。第1部「桜ごよみ 夢草紙」は西川箕乃助が構成・演出・振付を手がけ、第2部「One Step to Tomorrow!」は名倉加代子が作・演出・振付を担当した。

公演に続いて行われた「さよならショー」では、1曲目に名倉作詞の「歩き続けて」、2曲目には昼の部では「Teaes」、夜の部では高世が作詞を手がけた「Bright Day 輝く未来へ」、3曲目には03年のOSK解散公演のテーマ曲であった「Endless Dream」が披露され、最後の4曲目には、「Thanks to all of you~そうさこれからも~」が歌い上げられた。

OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」千秋楽の様子。高世麻央。

OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」千秋楽の様子。高世麻央。[拡大]

高世は客席を見渡し「これまでたくさんの拍手、熱い思いをありがとうございました。男役に憧れ、OSKの群舞のあの一員になりたいと憧れ、歌劇学校へ入学し、OSK日本歌劇団に入団しました。2003年に解散の危機もありました。振り返れば、決して平坦な道のりではありませんでした。でも、私はOSKに出会えて本当によかったです」とこれまでを振り返る。

そして「仲間に出会い、そして皆様と出会うことができました。来るべき100周年に向け、OSKは一歩ずつ前進しています。皆様、どうぞこれからもOSKのことを愛し続けてください。私もこれまでとは違う角度からOSKを愛し続けていきたいと思います。今、幸せな気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」と明るく挨拶を述べた。

またカーテンコールでは来年2019年3月に新橋演舞場にて「レビュー春のおどり」、4月に大阪・大阪松竹座にて「レビュー春のおどり」、7月に京都・南座にて「レビュー in Kyoto SUMMER SPECIAL」が開催されることも発表された。さらに終演後は、ブルーローズの大きなブーケを手にした高世が、新橋演舞場の劇場正面玄関に姿を現し、ファンに見送られて劇場をあとにした。

なおステージナタリーでは高世のインタビューに加え、「もっと知りたいOSK」と題し、その魅力に5つのポイントから迫るコラムを掲載している。

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OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり」

2018年7月5日(木)~9日(月)※公演終了
東京都 新橋演舞場

「桜ごよみ 夢草紙」

構成・演出・振付:西川箕乃助

「One Step to Tomorrow!」

作・演出・振付:名倉加代子

出演:高世麻央桐生麻耶楊琳、真麻里都、虹架路万舞美りら、白藤麗華、愛瀬光、遥花ここ、華月奏、城月れい、麗羅リコ、実花もも、栞さな、桃葉ひらり、由萌ななほ、穂香めぐみ、りつき杏都、朔矢しゅう、壱弥ゆう、結菜ほのり、椿りょう、唯城ありす、雅晴日、羽那舞、凜華あい、琴海沙羅、紫咲心那 / 朝香櫻子、緋波亜紀 / 叶望鈴、依吹圭夏、純果こころ、有絢まこ、水葉紗衣、瀧登有真、優奈澪、涼乃あゆ、せいら純翔、知颯かなで

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星の子ママ @hoshinokomama

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