「レニングラード・ホテル」開幕、首藤康之「素晴らしくアップデートされてます」

フィジカルシアター「レニングラード・ホテル」が、昨日7月5日に東京・スパイラルホールに開幕した。

「レニングラード・ホテル」は、2017年に初演されたCAVA・丸山和彰の作・演出によるダンス作品。ソビエト連邦西部の都市レニングラードの山奥にそびえ立つとあるホテルを舞台にしたサスペンスストーリーが展開し、初演に続き首藤康之が出演するほか、今回はコンドルズの山本光二郎も登場する。上演時間は約70分。

上演に際し首藤は「昨年から始まった夏のスパイラル公演も無事、開幕しました」と第一声で語り、「是非、期待してください！」と意気込みを述べている。

なお本公演は、舞台の企画・制作などを行うサヤテイが主催するダンスの連続上演企画の1つ。「レニングラード・ホテル」に続き、7月7・8日には中村恩恵が構成・演出・振付、近藤良平が振付を手がける「『Triplet in Spiral』ー『3』を廻る三つの物語」が上演される。同作には中村、近藤のほか新国立劇場バレエ団の福田紘也と渡邊拓朗、加藤美羽、そして首藤が出演。また「『Triplet in Spiral』ー『3』を廻る三つの物語」は、中村がメソッドのほかリサーチやアーカイブ活動などを共有できる人材の発掘・育成を目的に立ち上げる、Nakamura Megumi Choreographic Center企画の第1弾となる。こちらの上演時間は約60分。

首藤康之コメント

昨年から始まった夏のスパイラル公演も無事、開幕しました。
再演となる「レニングラードホテル」は素晴らしくアップデートされてます。
また、土日の2回公演、「トリプレット イン スパイラル」は何といっても
近藤良平さんと中村恩恵さんの共演が注目です。
これは非常に驚きの組み合わせに思われるでしょうが、
意外や意外、とてもダンスの方向性が合っていて、面白くなりそうです。
是非、期待してください！