NYのウースターグループ、女性解放巡る討論を“再創造”「タウンホール事件」

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ウースターグループによる「『タウンホール事件』クリス・ヘジダスと D・A・ペネベイカーによる映画『タウン・ブラッディ・ホール』に基づく」が、9月29日から10月1日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。

「タウンホール事件」過去公演より。(photo by Steve Gunther)

「タウンホール事件」過去公演より。(photo by Steve Gunther)

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「タウンホール事件」過去公演より。(photo by Prudence Upton)

「タウンホール事件」過去公演より。(photo by Prudence Upton)[拡大]

アメリカ・ニューヨークを拠点に活動しているウースターグループは、1975年に結成された前衛劇団。彼らは映像やレコードなど他ジャンルの作品を、さまざまな手法で舞台上に模倣、再現することで題材とする事象の再解釈を行い、演劇と社会の関係性を問い続けてきた。

2015年以来の来日となる今回は、エリザベス・ルコンプトによる演出で「タウンホール事件」を上演。本作の題材は、1971年に行われ、アメリカでの女性解放運動の方向性を決定付けたと言われる女性対男性の討論会の記録映画「タウン・ブラッディ・ホール」だ。舞台上のモニターで映画を上映し、映画で行われる議論を俳優たちが再現することで、全米女性機構代表や同性愛者の作家、左翼文芸批評家などさまざまな主義主張の人々が熱い議論を交わした討論会を“再創造”する。

チケットの一般販売は7月7日にスタート。なお本作は、10月に京都で行われる「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018」でも上演される。

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ウースターグループ「『タウンホール事件』クリス・ヘジダスと D・A・ペネベイカーによる映画『タウン・ブラッディ・ホール』に基づく」

2018年9月29日(土)~10月1日(月)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

演出:エリザベス・ルコンプト
出演:エンヴァー・チャカルタシュ、アリ・フリアコス、ギャレス・ホプス、グレッグ・マーテン、エリン・マリン、スコット・シェパード、モーラ・ティアニー、ケイト・ヴァルク

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