「浪漫活劇『るろうに剣心』」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された
16年に続き緋村剣心役を演じる早霧は「浪漫活劇『るろうに剣心』は、私にとって本当に大切な作品。久しぶりに剣心の衣装に袖を通して、懐かしい気持ちが湧き上がってきました」と思いを明かし、「男性キャストの方がいる中で、自分が男性を演じるとどうなるのか……悩むこともありましたが、“人を演じる”ことには変わりがないという境地に行き着いて、今ここに立っています。皆さんと心を1つにして、新しい『るろうに剣心』をお届けします」と決意を語る。
演出の小池は「ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』でとても素敵な女優になったばかりなのに、また男役に戻っていいのかという気持ちもありますが……(笑)」と早霧に視線を送りつつ、「『早霧せいなの剣心にもう一度会いたい』と思っていた」と今作の上演にあたっての喜びを口にした。
また小池は宝塚版を振り返りながら、「原作のストーリーを変えるより、新しいキャラクターを登場させてみてはどうか」という集英社からの提案を受けて、舞台版のオリジナルキャラクターである加納惣三郎が誕生した裏話を明かす。さらに小池は、早霧が再び男役を演じることについて触れ、「古くから演じられている歌舞伎はもちろんですが、宝塚や2.5次元といったように、性別を超えて役を演じることの垣根が、近年特になくなってきているのではないかと思います」と演劇界の潮流に対する感触を明かし、「今まで見たことがないものを生み出すということだけではなく、ずっと続いてきた文化と次世代のものが融合したときに生まれるものが、“新しい”という概念なのではないか」と創作への意欲を見せた。
「歌えて、ミステリアスで、年齢不詳な人に加納惣三郎を演じてもらいたいと思った」という小池の言葉を受け、加納惣三郎役の
斎藤一役の
冒頭のパフォーマンスで、斬馬刀を用いた力強いアクションを披露した相楽左之助役の
「浪漫活劇『るろうに剣心』」は、10月11日から11月7日まで東京・新橋演舞場、11月15日から24日まで大阪・大阪松竹座で上演。チケットは7月28日10:00に発売される。
「浪漫活劇『るろうに剣心』」
2018年10月11日(木)~11月7日(水)
東京都 新橋演舞場
2018年11月15日(木)~24日(土)
大阪府 大阪松竹座
原作:
脚本・演出:
音楽監督:太田健
キャスト
緋村剣心:
神谷薫:
斎藤一:
四乃森蒼紫:
武田観柳:上山竜治
相楽左之助:
高荷恵:
剣心の影:
加納惣三郎:
明神弥彦:加藤憲史郎 / 大河原爽介 / 川口調(交互出演)
朱音太夫:彩花まり
関原妙:五條まりな
三条燕:田村芽実
山県友子:月影瞳
セバスチャン:遠山裕介
山県有朋:
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