「灼熱の巴里」が本日6月15日に開幕する。
本作は、昨年2017年に第1弾「巴里の4月」が上演され好評を博した、山内雅子プロデュース公演の第2弾。構成・演出を
初日に向けてふじきは「ある部分ではパリでも見られない異質な面白さのものが出来上がったのではないかと、パリに行ったことはありませんが思います」とコメント。山内は「私の新しい段階の演劇である、と言うことができます。要するに面白いです。ご来場をお待ちしています」と来場を呼びかけている。
上演時間は、途中休憩15分を含む約2時間15分。公演は6月17日まで、東京・MANDA-LA2にて。
ふじきみつ彦コメント
ミュージカルや歌手をメインでやって来られた俳優は言うまでもなく、小劇場で活躍している人たちも芝居はもちろん歌を、しかもシャンソンを、しかも誤魔化しがきかないソロを次々と歌い上げる「灼熱の巴里」。
第一弾の「巴里の4月」が行われた新宿から吉祥寺へと会場を西に移したその距離の分、中央線で言うと六駅分、このショーもまたパリのシャンソニエに近づいたのではないかと思うと同時に、ある部分ではパリでも見られない異質な面白さのものが出来上がったのではないかと、パリに行ったことはありませんが思います。
小雨降る径、吉祥寺MANDA-LA2へ是非お越し下さい。
山内ケンジ(城山羊の会・青年団の山内健司さんとは別人の)コメント
城山羊の会の活動で小劇場の世界をみているとそれはもちろん玉石混交なわけですが、それを形づくっている俳優は能力や個性の差はありつつも、案外それまでの育ちというか環境が似通っている、ということがあり、それにいくぶん閉塞感を覚えているワタクシです。しかし、ミュージカルや歌手をメインでやって来た俳優はあきらかにこれまで見てきた俳優たちとは異質であり、根底から違うわけで、この要素と、今では懐かしいとも言える「西洋かぶれな日本」のいくぶんペダンチックな方向性とふじきみつ彦のシャープなギャグ性を織り交ぜ、ある意味乱暴ではあるが、慎重に丁寧につくりあげた今回の「灼熱の巴里」。私の新しい段階の演劇である、と言うことができます。要するに面白いです。ご来場をお待ちしています。
山内雅子プロデュース「灼熱の巴里」
2018年6月15日(金)~17日(日)
東京都 MANDA-LA2
構成・演出:
出演:
ピアノ:秋山桃花
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