小池博史のマハーバーラタ、伝統舞踊×ダンス×音楽が融合「幻祭前夜2018」

Super Theater 小池博史ブリッジプロジェクト「新・伝統舞踊劇 幻祭前夜2018 ～マハーバーラタより」が、6月16日に東京・パルテノン多摩で上演される。

本作は2013年に8カ年計画で始まった、小池博史ブリッジプロジェクトによるインド叙事詩「マハーバーラタ」全編舞台化プロジェクトの第6弾。15年に東京で上演された「幻祭前夜―マハーバーラタより」をもとに再創作される今作では、旧作でタイ人やマレーシア人が演じたパートを、京劇や琉球伝統舞踊のダンサーが担当するほか、ヒップホップユニット・下町兄弟と三線奏者の大城貴幸が参加する。

作・演出・振付の小池が、京劇、琉球舞踊、タイ古典舞踊、バリ舞踊、クラシックバレエ、モダンダンス、ボーカリゼーションの使い手やミュージシャンたちと立ち上げる、ジャンルレスな舞台作品“Super Theater”に注目しよう。

なお本作は、千葉県流山市、東京都多摩市、石川県金沢市、長野県茅野市、宮城県仙台市の公共施設5館による地域連携事業として制作され、6月9日には千葉・流山市文化会館、23・24日には石川・金沢市民芸術村、9月9日には長野・茅野市民館、16日には宮城・日立システムズホール仙台（仙台市青年文化センター）にて公演が行われる。さらに各会場では公演に先駆け、小池と下町兄弟が講師を務める市民参加型ワークショップも開催される。