宮崎県立芸術劇場「三文オペラ」ついに上演、永山智行「もう一度、はじめて生まれる」

4

83

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 26 46
  • 11 シェア

永山智行演出「三文オペラ」が、6月22日から24日まで宮崎・メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)の演劇ホール舞台上舞台で上演される。

宮崎県立芸術劇場自主制作公演「演劇・時空の旅」シリーズ#8「三文オペラ」チラシ表

宮崎県立芸術劇場自主制作公演「演劇・時空の旅」シリーズ#8「三文オペラ」チラシ表

大きなサイズで見る(全13件)

本作は、同劇場が2008年から取り組んできた、世界各国の古典戯曲をガイドブックに人類史をたどるシリーズ企画「演劇・時空の旅」の最後を飾る作品。ベルトルト・ブレヒトの「三文オペラ」を、九州にゆかりのある俳優と永山の演出で立ち上げる。当初は16年に公演が予定されていたが、権利関係で急遽上演が中止に。このたび待望の上演を果たす。

上演に際し永山はチラシの中で「2016年2月、この作品は生まれなかった。たくさんの方にご心配やご迷惑をかけた。そして同じくらいにたくさんの方から励ましの言葉をいただいた。お詫びと感謝の気持ちはいまも決して消えることはない」と感慨を語り、「そして今年、たくさんの方の支えのおかげで、この『三文オペラ』はもう一度、はじめて生まれる」とコメントを寄せている。

悪党で女たらしの窃盗団のボス・メッキースは、突然、乞食商売の元締めピーチャムの一人娘ポリーとこっそり結婚式を挙げてしまう。腹を立てたピーチャムは、警察を使いメッキースを捕える計画を立てて……。出演者にはブルーエゴナクの穴迫信一、劇団ヒロシ軍の荒木宏志、こふく劇場のかみもと千春、劇団千年王國の榮田佳子、KAKUTAの多田香織らが名を連ねている。

この記事の画像(全13件)

宮崎県立芸術劇場自主制作公演「演劇・時空の旅」シリーズ#8「三文オペラ」

2018年6月22日(金)~24日(日)
宮崎県 メディキット県民文化センター 演劇ホール舞台上舞台

作:ベルトルト・ブレヒト
訳:谷川道子
音楽:クルト・ヴァイル
演出:永山智行
出演:穴迫信一荒木宏志、かみもと千春、榮田佳子、多田香織、手島曜、橋本隆佑、森タカコ、神水流じん子、伊藤海 ほか

全文を表示

読者の反応

  • 4

おいちゃん @hosi_tan

宮崎県立芸術劇場「三文オペラ」ついに上演、永山智行「もう一度、はじめて生まれる」 - ステージナタリー https://t.co/YLLETFyihh

コメントを読む(4件)

関連記事

ベルトルト・ブレヒトのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 ベルトルト・ブレヒト / 永山智行 / 穴迫信一 / 荒木宏志 / 多田香織 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします