「Hibiya Festival」開幕、一夜限りのショーで大澄賢也・中川晃教ら歌い踊る

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東京・東京ミッドタウン日比谷「Hibiya Festival」の開幕を飾る「Opening Show」が、昨日4月26日に東京・日比谷ステップ広場で行われた。

「Opening Show」より、左から中川晃教、大澄賢也、鈴木瑛美子。

「Opening Show」より、左から中川晃教、大澄賢也、鈴木瑛美子。

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「Hibiya Festival」ロゴ

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「Opening Show」フォトセッションより、左から鈴木瑛美子、中川晃教、宮本亜門、大澄賢也、ヤノベケンジ。

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「Hibiya Festival」は、日比谷が街をあげて取り組む、観劇をもっと身近にするためのイベント。東京ミッドタウン日比谷をメイン会場に、さまざまな催しが行われる。そのオープニングイベントとして行われたこのショーは、宮本亜門が演出を担当。ストーリーテラーを大澄賢也が演じたほか、中川晃教、ゴスペルシンガーの鈴木瑛美子、SAMURIZE from EXILE TRIBEほか総勢約50名のパフォーマーが出演した。

現代美術作家・ヤノベケンジによる「Hibiya Festival」のシンボルオブジェ・Floraを模した仮面をつけ、少女の心情を表現するダンサー。

現代美術作家・ヤノベケンジによる「Hibiya Festival」のシンボルオブジェ・Floraを模した仮面をつけ、少女の心情を表現するダンサー。[拡大]

「Opening Show」より。

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会場には大勢のオーディエンスが詰めかけ、周囲のビルの窓からも観客がステージ見守る中、約35分間のショーがスタート。冒頭、赤いジャケットにシルクハットという出で立ちの大澄が登場し、華麗なダンスで観客をショーの世界にいざなう。物語は鹿鳴館に憧れる少女を軸に展開。少女と共に日比谷の歴史をたどるように、1920年代から近未来にかけて、それぞれの時代をテーマにした衣装や音楽で、華々しいショーが繰り広げられた。

「Opening Show」より、中川晃教(中央)。

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60年代を表すシーンには中川が登場し、ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」より「My Eyes Adored You」「君の瞳に恋してる」を高らかに歌い上げる。さらにフォー・シーズンズのメンバーに扮した白いタキシードに蝶ネクタイのダンサーたちも中川の歌に合わせてシャープなダンスを披露し、会場から喝采を浴びた。

「Opening Show」より、大澄賢也(前方右)。

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「Opening Show」より、鈴木瑛美子(右)。

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70年代の場面には「September」「Stayin’ Alive」が流れ、白いジャケットに着替えた大澄がセンターに立ち、ディスコをイメージしたダンスで観客を大いに沸かせる。続く80年代のシーンでは、肩パッドの入った色鮮やかなジャケットでバブル時代の女性に扮したダンサーたちと共にカーリーヘアの鈴木が姿を現し、「Holding Out For A Hero」を力強く歌唱した。そして近未来をイメージしたシーンには、色とりどりに発光するボディスーツを着用したSAMURIZE from EXILE TRIBEが登場。演出のレーザー光線が飛び交う中、ロボットのような振付を披露し、大きな歓声を浴びた。

「Opening Show」カーテンコールより、宮本亜門(左)。

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カーテンコールには宮本が登壇し、パフォーマー1人ひとりの名前を呼びながら彼らを労った。宮本は「この場所の近くには、かつて鹿鳴館がありました。そして日比谷は舞台や映画、あらゆるものが発展してきたエンタテインメントの街です」と語る。

「Opening Show」より。

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大澄は1989年に東京・日生劇場で宮本演出によるミュージカル「エニシング・ゴーズ」を観劇したと言い、「僕はアメリカから帰ってきたばかりで、『こんなにブロードウェイに通ずるミュージカルを作る人が日本にいるんだ!』って思ったんです。あれから初めてですよ亜門さん、一緒に仕事するの! 光栄です!」と身振り手振りを交えて熱っぽく語る。宮本は「何、無理矢理に盛り上げてるんですか! 何もあげないよ」と笑って受け流しつつ、「日生劇場は、31歳のときに初めて演出をやった大劇場なんです。日比谷は人を喜ばせること、楽しませること、人と人をつなぐこと、あらゆることを教えてくれた街です」と、感慨深げに日比谷への思いを明かした。

宮本は最後に「日比谷を一緒に盛り上げていきましょう。皆さんのお力が必要です! 今日は本当にありがとうございました」と観客に呼びかけ、「Opening Show」は幕を下ろした。

「Hibiya Festival」は5月20日まで。本日4月27日から5月6日までは、東京・日比谷ステップ広場にて無料の「Hibiya Step Show」が行われ、が~まるちょば梅棒のショートステージが繰り広げられるほか、日生劇場と藤原歌劇団東京二期会の協力により、モーツァルトの名曲をオペラ歌手が歌うミニコンサートが開催される。

また有料公演には、DAZZLE「ピノキオの嘘」、累累「イースト・サイド物語」「おとしモノ」、オリエンタリズム「シュハリ」、広崎うらんが構成・演出・振付を手がけるRevo side B「MIRAI no KIOKU ミライノキオク」、が~まるちょば「That’s が~まるちょば SHOW!+ウェスタン」がラインナップされた。各公演の詳細は公式サイトで確認を。

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「Hibiya Festival」

2018年4月26日(木)~5月20日(日)
東京都 東京ミッドタウン日比谷

「Opening Show」

2018年4月26日(木)19:00~ ※公演終了
東京都 日比谷ステップ広場

作・演出・「Flora」監修:宮本亜門
出演:大澄賢也(ストーリーテラー)、中川晃教(特別出演)/ ASUKA Yazawa、SAMURIZE from EXILE TRIBE /(以下、五十音順)阿部雄大、井上弥子、大隣さやか、岡崎大樹、Osshi、尾関晃輔、鹿糠友和kizuku、郡司瑞輝、kouta hisadome、小林良輔、佐久間雄生、佐々木俊介、Sarry、澤村亮、清水錬、SHUTO、Shyuto Chen、輔田晃、鈴木ゆま、瀬沼真幸、武市悠資、竹内秀明、富田亜希、富永雄翔、NAMImonroe、羽賀悠仁、萩原悠橋本有一郎、平湯樹里、広瀬斗史輝、冬川耕佑、星小百合、堀江慎也、MAOTO、三川屋翔平、三好将太、矢内康洋

「Hibiya Step Show」

2018年4月27日(金)~5月6日(日)
東京都 日比谷ステップ広場

出演:が~まるちょば梅棒、日生劇場開場55周年記念公演 モーツァルト・シリーズ“オペラ”

「The Stage」

2018年4月27日(金)~5月5日(土・祝)
東京都 Q HALL

DAZZLE「ピノキオの嘘」

2018年4月27日(金)・28日(土)

作・演出:長谷川達也
振付:DAZZLE
出演:DAZZLE(長谷川達也、宮川一彦、金田健宏、荒井信治、飯塚浩一郎、南雲篤史、渡邉勇樹、高田秀文、三宅一輝)

累累「イースト・サイド物語」「おとしモノ」

2018年4月29日(日・祝)
演出・振付・出演:累累(藤田善宏丸山和彰

オリエンタリズム「シュハリ」

2018年4月30日(月・振休)
出演:ORIENTARHYTHM(サカクラカツミ、EIKO、MAMI)、Yoko "icecream"、Sarry

Revo side B「MIRAI no KIOKU ミライノキオク」

2018年5月2日(水)・3日(木・祝)
構成・演出・振付:広崎うらん
出演:佐藤洋介、池田美佳、フィリップ・エマール ほか

が~まるちょば「That’s が~まるちょば SHOW!+ウェスタン」

2018年5月4日(金・祝)
出演:ケッチ!、HIRO-PON

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まゆ~ゆ @mayuyu1872

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