6月9日から17日に上演されるNAPPOS PRODUCE「斜面」の最新ビジュアルが解禁された。また作・演出を手がける
小野寺は首藤とのこれまでの活動を通して「いつの間にか手放したこと、その代わり手に入れたもの、認識しないまま。ダンサーにとって表現について感じます」と語り、「今回、
小野寺修二コメント
バレエダンサーの首藤康之さんと、5年ごとご一緒させて頂いています。2008年最初の作品で、東京バレエ団を退団された直後の首藤さんと、水と油というマイム集団でしか活動してこなかった僕が出会い、思いがけない共通項、可視化出来ない身体の可能性を感じました。
10年間の身体と考えると随分違いがあるように思います。いつの間にか手放したこと、その代わり手に入れたもの、認識しないまま。ダンサーにとって表現について感じます。
マイムにとって静止は大切で、それは次の動きの想像に繋がるから。動きそのものではなくもしかしたら、想像力の発動に重点を置いている。静止の創出に懸命で、直接伝えることを手放しているかもしれない。今回、雫境さんというダンサーにご参加頂き、「視る」について大いに考えたいと思います。動きと静止の連続で生まれるものについて。
首藤康之コメント
自分の身体という道具を持って、小野寺修二さんと4回目の旅に出ることになりました!
小野寺さんとの旅はいつもたくさんの秘密に満ちています。
予想もしないことが常に起こり、時に絶望的な感覚に襲われながらも、
最後には決して言葉では表すことができない、何ともいえない豊かな気持ちが残ります。
また今回は“斜面”という如何にも険しそうな道、、、、、、
きっと簡単ではないこの旅に、皆様も是非一緒に参加してください!
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水杜聡一 @mizumorisouichi
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