本作は「言葉と音楽とダンス」をテーマに勅使川原が上演している創作シリーズの最新作。今回は雅楽器である笙の演奏家・宮田まゆみをゲストに迎え、構成・振付・美術・照明・選曲・衣装を勅使川原が担当、勅使川原と
勅使川原は本作について「我々踊る者に与えられた幸運の響き。生を失う時のあっけなさと生きているまどろっこしさ。生きる重苦しさから解放されたいという願い(もっと生きたいという願望への恥じらい)。音楽に託すことへの恥じらいを棄ててもいいのだと『調べ』は感じさせるのです」と語っている。
なお4月14・15日には東京のカラス・アパラタス B2ホールにて勅使川原と佐東による特別公演が実施される。4月8日までキューバで公演を行った2人が帰国後に繰り広げるパフォーマンスに注目だ。
※初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
勅使川原三郎ダンス公演「調べ-笙とダンスによる-」
2018年5月3日(木・祝)~6日(日)
東京都 シアターX
構成・振付・美術・照明・選曲・衣装:
出演:勅使川原三郎、
笙:宮田まゆみ
KARAS「4月特別公演」
2018年4月14日(土)・15日(日)
東京都 カラス・アパラタス B2ホール
演出・照明:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎、佐東利穂子
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