「御茶ノ水ロック-THE LIVE STAGE-」が、本日3月30日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。これに先駆け、昨日3月29日に公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
本作は、「男水!」を手がけたポリゴンマジックによるテレビドラマ&舞台連動企画の第2弾。1月からはテレビドラマ版が放送されたほか、去る3月27日には、「月刊コミックジーン」(KADOKAWA)で連載されているコミカライズの単行本1巻が発売された。
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テレビドラマ版の設定と配役を引き継ぎ、新たなストーリーが紡がれる本作。冒頭では目まぐるしくシーンが展開していき、観客をドラマを観ているかのような錯覚に陥らせる。その後のライブシーンでは、俳優たちがパワフルな演技を披露し、観客を“ライブステージ”へと力強く引き込んでいった。なお“生MC”が盛り込まれたライブシーンは、スタンディングで楽しむことが可能。ライブシーンの詳細については前説でアナウンスされる。
ゲネプロ前には佐藤流司、
続く染谷は、両バンドの生演奏を見どころに挙げ、「ライブを見に来たような感覚も味わえますし、お芝居の部分も楽しんでいただけると思うので、音楽好きな方もそうでない方も、両方ひっくるめて楽しんでいただけるエンタテインメントだと思います」と自信をのぞかせた。
DICのボーカル・SHO役を演じる崎山は「ドラマがあったので、役作りはもうそれぞれできていました。舞台に向けて表現を大きくするという点で、関係性をより細かく作っていった舞台ならではの僕たちを、見ていただけたらなと思います」と真摯に語る。
荒木は「悪者を担当します(笑)」と自己紹介しつつ、「ドラマでは、兄弟の確執というテーマをクリアしてピースフルなエンドを迎えたので、舞台用にまたひと波起こさなきゃいけない。僕はそのために参加する、まさに悪者です(笑)。みんなが新しい道を見つけられるように背中を押せるような悪役を、しっかり演じたいと思います」と意気込む。
また絆について話がおよぶと、佐藤が「ドラマのときもそうだったんですけど、じゃんけんで負けた人が弁当の残りを片付けたり、自販機に行って全員分のジュースを買ってきたりするっていうイベントがあるんです」と稽古場でのエピソードを明かす。佐藤はさらに「今日は結構年上の砂原(健佑)くんが負けたんですけど、『早く買ってこい!』『走れ!』という罵声、怒号、罵詈雑言が飛び交いました。これがロックな絆……」と続けると、隣の崎山が「和気あいあいとね……」と笑顔で頷き、横で見ていた荒木が「うん、フラットな関係だね(笑)」とまとめ、座組の仲のよさを感じさせた。
最後に佐藤が「ライブシーンもありますが、お芝居も毎回同じことができないくらいめまぐるしいテンポのなので、演じている側としても毎回新鮮な気持ちで取り組んでいます。観に来る皆さんも、その日その日の生のパフォーマンスの面白さを受け取っていただけたら」と観客に呼びかけ、会見を締めくくった。
上演時間は休憩なしの約2時間10分。公演は4月15日まで。なお千秋楽ライブビューイングのチケットは、明日3月31日12:00から一般販売を開始する。
「御茶ノ水ロック-THE LIVE STAGE-」
2018年3月30日(金)~4月15日(日)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo
原案脚本:カタヤマ
演出:
バンド楽曲:Sho from
音楽監督:tak
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