「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」の取材会が3月17日に行われ、
昨年2017年11月25日に東京・新橋演舞場での東京公演を終え、今後4月1日から25日まで大阪・大阪松竹座、5月3日から27日まで愛知・御園座で披露される「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」。今回、新キャストも加わり、日替わり4パターンの配役で上演される。
取材会には猿之助のほか、出演者である
続けて「療養中、一番うれしかったのは、自分の出ていない『ワンピース』にお客様が足を運んでくださったこと。この作品を愛してくださったことを本当にうれしく思いました」と思いを語り、「まだ元通りの動きはできないけれど、今の状態だからこその“動きに頼らない芝居”に期待していただきたい。この作品がのちに古典になれば、70歳、80歳のルフィも登場するわけで。後世の型になるようなルフィを作っていきます」と意気込んだ。
全日程でゾロ、ボン・クレー、スクアードを演じる巳之助は「昨年の演舞場公演は『公演を猿之助兄さんから預かった』という気持ちでやっていました。大阪松竹座はギュッとした空間が魅力。ほかの劇場にはない距離感なので、ファンの方はもちろん、まだ観たことのない方にもぜひ観ていただきたいです」とコメント。ナミ、サンダーソニア役を演じ、サディちゃん役を右近とWキャストで勤める新悟は「自分なりのサディちゃんを作りたいです」と続いた。
C/D日程でルフィとハンコック役を演じ、A/B日程ではサディちゃんとマルコ役を勤める右近は、「猿之助兄さんの代役としての2カ月が終わったときは“無”でした。いろんなことを感じすぎて、一回転して無になりました(笑)。今回、大阪初演の時に演じたサディちゃんとマルコも勤めますので、配役のバリエーションも楽しんでいただけたらうれしいです」と観客にメッセージを送る。
さらに、サンジとイナズマ、そしてC/D日程ではマルコ役も演じる隼人は「『ワンピース』という作品が大好き。その思いを自分の体でどう表現するかが課題です」と真摯に語り「2回目の大阪公演ですが、前回とはまったく別物になっていますので、できれば4パターン全部、観ていただきたいです」とアピールし、会見を締めくくった。
「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」
2018年4月1日(日)~25日(水)
大阪府 大阪松竹座
2018年5月3日(木・祝)~27日(日)
愛知県 御園座
原作:尾田栄一郎
脚本・演出:横内謙介
演出:
スーパーバイザー:市川猿翁
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猿之助「この作品がのちに古典になれば、70歳、80歳のルフィも登場するわけで。後世の型になるようなルフィを作っていきます」 https://t.co/HVMVl0NcHU