清流劇場「ANDORRA アンドラ」、田中孝弥「世界の今を見つめ直すキッカケに」

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清流劇場「ANDORRA アンドラ」が、3月7日から11日まで大阪・一心寺シアター倶楽で上演される。

清流劇場「ANDORRA アンドラ」チラシ表

清流劇場「ANDORRA アンドラ」チラシ表

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スイスの作家マックス・フリッシュの原作をもとにした本作の舞台は、架空の国・アンドラ。主人公の青年アンドリは、ユダヤ人であるという理由でアンドラ人から差別を受けていた。実は彼はユダヤ人ではなく、アンドラ人の教師である父と“黒い国”と呼ばれる隣国の女性との間にできた子供だったが、父はそのことを隠していた。そしてアンドリは実妹のバルブリーンと恋に落ち……。

構成・演出を担当する田中孝弥は上演に向けて、「『汝、偶像をつくるなかれ』。後年、フリッシュはこの言葉を、世界との理想的な関係として変奏していきますが、ボクは、半世紀以上前のフリッシュの『寓意世界』を《世界の今》を見つめ直すキッカケにする、そんな作品に創り上げたいと思っています」と語った。また各回の開演前には田中によるビフォアトークが実施される。

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清流劇場「ANDORRA アンドラ」

2018年3月7日(水)~11日(日)
大阪府 一心寺シアター倶楽

原作:マックス・フリッシュ
構成・演出:田中孝弥
翻訳・ドラマトゥルク:市川明
ドラマトゥルク:柏木貴久子
音楽・演奏:仙波宏文
出演:林英世、西田政彦、上田泰三、高口真吾(※「高」ははしご高が正式表記)、阿部達雄、泉希衣子、倉増哲州、石畑達哉、田村K-1、日永貴子、南澤あつ子、隈本晃俊、上海太郎

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