第62回岸田國士戯曲賞、神里雄大&福原充則が同時受賞

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第62回岸田國士戯曲賞の選考会が本日2月16日に東京・学士会館で行われ、神里雄大の戯曲「バルパライソの長い坂をくだる話」と、福原充則の戯曲「あたらしいエクスプロージョン」が同時受賞を果たした。

神里雄大

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福原充則

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選考委員の宮沢章夫は、神里の「バルパライソの長い坂をくだる話」について、「語られる世界の広さと、その位置がきわめて興味深い」とコメントし、同じく選考委員の野田秀樹は、福原の「あたらしいエクスプロージョン」について、「この時代、深刻でないものを書くことが難しい。福原さんは、その中にあって深刻ではないけれども決してこちらが気恥ずかしくなる作品を作らない。それは、彼のセリフの圧倒的な巧さによるものだ。その巧さは、我々創る者をいつも励ましてくれる」と考察している。

このほか最終候補作品には、糸井幸之介「瞬間光年」、サリngROCK「少年はニワトリと夢を見る」、西尾佳織「ヨブ呼んでるよ」、松村翔子「こしらえる」、山田由梨「フィクション・シティー」、山本卓卓「その夜と友達」が選出されていた。

岸田國士戯曲賞は白水社が主催する戯曲賞。第62回となる今回は、宮沢、野田のほか、岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、平田オリザが選考委員を務めた。授賞式は4月16日18:00より東京・日本出版クラブ会館で開催予定。なお受賞者には、正賞として時計、副賞として20万円が贈られる。

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第62回岸田國士戯曲賞最終候補作品

糸井幸之介「瞬間光年」(上演台本)
神里雄大「バルパライソの長い坂をくだる話」(上演台本)
サリngROCK「少年はニワトリと夢を見る」(上演台本)
西尾佳織「ヨブ呼んでるよ」(2017年5月「紙背」創刊号 初出)
福原充則「あたらしいエクスプロージョン」(上演台本)
松村翔子「こしらえる」(上演台本)
山田由梨「フィクション・シティー」(上演台本)
山本卓卓「その夜と友達」(上演台本)

※作者五十音順。

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読者の反応

ヤング @yesyesyoung

このニュース教えてもらったんですけど、この写真を見てすぐに「”イグアスの滝”のペルー側からの眺めじゃん」ってわかったのすごくないですか
https://t.co/BC33AYce5v

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