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EPOCH MANは、虚構の劇団に所属する
今作には、作・演出・美術を手がける小沢に加え、ドラマーのマルシェII世が演奏で参加。上演にあたり小沢は「胸がしめつけられそうになるけど、泣き叫びたくなるけど、演劇の力を思いっきり使って目でも耳でも楽しめる、子供の頃の僕が観ても素直に興奮できるひとり芝居をつくってみます」と意気込みを語った。
また2月24日には、公演に向けたチケット即売会を東京・観劇三昧下北沢店で開催。チケットのネット先行予約は3月3日12:00から5日23:59まで行われ、一般販売は3月21日12:00に開始される。
小沢道成コメント
「光るもの」と「鳴るもの」に今とても興味を持っています。
子供の頃から、キラキラ光ってるものとか、奇妙な音の鳴るおもちゃとかに心を奪われていて、今でも舞台などを見ていても、そういう実は単純と思えるものに一番ワクワクしてしまうし、人魚ってものを想像した時にも、暗い深海の場所でもキラキラ光ってるものに囲まれてそうだなとか、もしかしたら人魚が光ってるかもしれないとか、聞いたことのないような音がそこにはありそうな気がしてしまいます。
今回は衣裳もヘアメイクも美術も照明も、子供の頃に遊んでいた時の感覚をヒントに作ろうと思っているのですが、音に関しても生演奏でやることにしました。普段のひとり芝居では僕がひとり舞台上にいるだけなのですが、今回は、もるつオーケストラという僕が好きな音楽バンドのドラマーであるマルシェII世さんによるドラムパーカッションの生演奏とともに作ります。
人魚姫と聞くと、物凄くファンタジー満載な芝居を想像しますが、台本を書くうえで、もしもファンタジー要素たっぷりの人魚がこの現代の東京に来たらどうなってしまうんだろうと書き進めていたら、僕も含めて現代の人が抱えている問題にたどりつきました。
それは僕の身に起こったことでもあるし、誰もがぶちあたってるものなのかもしれません。
悲しい要素てんこ盛りな人魚姫を、とある事柄に置き換えてみました。人魚姫の物語が持つルールを変えてみました。
胸がしめつけられそうになるけど、泣き叫びたくなるけど、演劇の力を思いっきり使って目でも耳でも楽しめる、子供の頃の僕が観ても素直に興奮できるひとり芝居をつくってみます。
「EPOCH MAN 新作ひとり芝居『Brand new OZAWA mermaid!』」
2018年5月5日(土・祝)~20日(日)
東京都 APOC THEATER
作・演出・美術:
出演:小沢道成
ドラムパーカッション演奏:マルシェII世
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