本作は、ソロダンスの可能性を追求する舞踊家の櫻井による新作公演。今回は「きく」をテーマに、“聴くこと、聞くこと、訊くこと”と、そのことによって生まれるさまざまな感情や身体変性をムーブメントとして表出させる。
上演に向けて櫻井は「まだ生まれないこどもが水のことばをきくように、聴覚を透明にして、沈黙という広いところにむすぼれてゆくことはできないだろうか。そんな感情から、沈黙とからだ、『きく』ということ、を巡る本作を構想した」と思いを綴っている。
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