父の死を“捏造”し家族の肖像を描く、タテヨコ企画「あるサラリーマンの死」

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タテヨコ企画「あるサラリーマンの死」が、3月7日から18日まで東京のギャラリ・カタカタ、3月24・25日に大阪・IKSALON表現者工房で上演される。

タテヨコ企画 第34回公演「あるサラリーマンの死」ビジュアル

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アーサー・ミラー「セールスマンの死」をモチーフに、団塊の世代の男の生き様を切り取った本作。作・演出を手がける横田修の父を亡くした経験がもとになっており、仕事に生きた男が死ぬまでの2日間が、家族それぞれの目線を交えながら描かれる。

上演に際し横田は、「個人的な魅力をもって成功への道が開かれ、一代の富を築くことができたセールスマンの夢がもはや昔日のものになったというのに、その夢にしがみつき自己を滅ぼしていく『セールスマンの死』の主人公ウィリー・ローマン。彼の生き様が、私には父の姿と被って仕方がないのだ」と思いを明かし、「長男である私から見た、自身の父の死に様を、そこへ至る最後の二日間を、『セールスマンの死』をモチーフに、ここに捏造しようと思う。すべては、父の死を受け入れるために」と語っている。

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タテヨコ企画 第34回公演「あるサラリーマンの死」

2018年3月7日(水)~18日(日)
東京都 ギャラリ・カタカタ

2018年3月24日(土)・25日(日)
大阪府 IKSALON表現者工房

作・演出:横田修
出演:青木シシャモ、市橋朝子、加藤和彦、舘智子西山竜一、久行しのぶ、坂口修一、福永理未、藤谷みき矢内文章

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