「MILLENNIUM SHOCK」として2000年にスタートした「SHOCK」シリーズは、堂本が座長を務める人気ミュージカル。13年に公演回数1000回、昨年17年には1500回を達成し、今回の18年版では通算1600回を超える見込みだ。新ライバル役に
物語の中心となるのは、オフ・ブロードウェイのとある劇場。若きエンターテイナーのコウイチ(堂本)は、「何があってもショーは続けなくてはならない」という“Show must go on”をスローガンに掲げながら、幼なじみのユウマ(中山)やオーナーの娘・リカ(瀧本)らと日々舞台に立ち続けていた。そんなある日、コウイチはオン・ブロードウェイからオファーを受ける。
アンサンブルキャストの半数が入れ替わり、新たなカンパニーとして生まれ変わった今回の「SHOCK」。お馴染みの楽曲や、本作の代名詞にもなっている堂本の“階段落ち”やフライングに加え、中山のために用意されたナンバーや、新たなアレンジが施された楽曲なども披露される。
通し稽古前に行われた囲み取材には堂本、中山、瀧本、久野の4人が出席。堂本は「去年の10月に博多座での公演が終わったばかりなので、そのままの気持ちで臨めるかなと思ったんですが、これだけメンバーが変わるとその気持ちもぶっ飛ぶ感じで。新たな気持ちで取り組めています」と感触を明かす。
また新ライバル役に抜擢された中山に対し、「事前にしっかりと準備してくれていたので、すんなり稽古に入ることができて助かりました」と謝辞を述べつつ、中山が劇中で披露する楽曲についても言及。「今回は優馬に合った曲じゃないほうが逆にいいのかなと思って。『SHOCK』のストーリーになぞらえながら、『自分がやりたいのはこういうことじゃないのに』というユウマの葛藤を(曲に)反映できたと思います」と自信を見せた。
かねてより「SHOCK」のファンで、これまでに何度も観劇してきたという中山が「憧れの舞台に実際に立たせていただいて、『上り詰めたな』っていう気持ちです」と冗談交じりに喜びを噛みしめると、堂本は「いやいや、これからだからね!(笑)」と笑顔でツッコミを入れる。また中山は、昨年の「SHOCK」に出演した屋良朝幸から“ドS”な現場であることを伝え聞いていたと言い、「屋良くんから『(SHOCKは)キツいよ』って聞きましたって話をしたら、座長はニヤニヤしてて……」と堂本の“ドS”な一面についても明かした。
続いて、「皆さんと踊ったり歌ったりするのが楽しくて仕方ないんです」と瞳を輝かせる瀧本に、堂本は「美織ちゃんはね、まったく毒がない人なんですよ。我々は男子校みたいな感じでお下品なことを言ったりするんですけど、それを全部笑顔で受け止めてくれるんです」と厚い信頼を寄せる。さらに取材では、本作の劇中にコウイチがシェイクスピア作品を上演したいという一説が登場することを受け、シェイクスピアやフレッチャーの戯曲から着想を得た、7月上演のミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」の話題も飛び出した。
最後に登壇者を代表して堂本が挨拶。「今年もこの帝国劇場で『SHOCK』をやらせていただきます。新しい出演者の皆さんと共に2ヶ月間ステージの上で精一杯生きて、お客さんに楽しいと思ってもらえるものをお届けできたらと思います」と決意を語り、取材を締めくくった。公演は3月31日まで。
「Endless SHOCK」
2018年2月4日(日)~3月31日(土)
東京都 帝国劇場
作・演出・構成:
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- 帝国劇場『Endless SHOCK』
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Nami★❤️ @shou_nami
きれいな写真が3枚付いていて、保存出来ることに感動!!!
これからの映画やドラマの紫耀くんの舞台挨拶や会見が楽しみ♪♥
1600公演目前!堂本光一「Endless SHOCK」中山優馬が新たな風吹き込む - ステージナタリー https://t.co/LgFF1eWh8E