末原拓馬「世界で古典と呼ばれるような物語を」、一人芝居「カスタネット」再演

2

150

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 62 85
  • 3 シェア

おぼんろ主宰の末原拓馬による「ひとり芝居『カスタネット』」が、1月25日から28日まで東京・ワーサルシアター八幡山劇場にて上演される。

末原拓馬

末原拓馬

大きなサイズで見る(全3件)

末原拓馬「ひとり芝居『カスタネット』」ビジュアル

末原拓馬「ひとり芝居『カスタネット』」ビジュアル[拡大]

定期的に一人芝居を上演している末原が、脚本・演出・出演を担当する本作は、今回で3度目の上演。戦争を始めようとしている“武器だけを作る国”と“花だけを作る国”を舞台に、花だけを作る国の王のもとに現れた死刑囚・ドブロクの姿を描く。ドブロクは「自分ならばこの国を戦争に勝たせることができる」と断言し、奇怪な作戦を提案する。そして不幸な少女・カスタネットに出会い……。

末原は再演に際して「僕が人生をかけてやりたいのは、今後の世界で古典と呼ばれるような物語を生み出し、それらを磨き、世界に広めていくことです」とコメントしている。

末原拓馬コメント

グリム、アンデルセン、イソップ、ルイス=キャロル、エンデ、サン=テグジュペリ、ピアス、ディケンズ……人によって思いつく作家は違うかも知れないし、作者の名前までは思いつかないかも知れませんが、僕らの潜在意識には多くの童話が住んでいて、その数多くの童話たちが世界に果たしている貢献は計り知れないと僕は思っています。このカスタネットも世界の新たなスタンダードとなる物語だと思っています。次から次に、その場限りで消耗されるエンターテイメントが増える今の時代だからこそ、僕が人生をかけてやりたいのは、今後の世界で古典と呼ばれるような物語を生み出し、それらを磨き、世界に広めていくことです。

この記事の画像(全3件)

末原拓馬「ひとり芝居『カスタネット』」

2018年1月25日(木)~28日(日)
東京都 ワーサルシアター八幡山劇場

作・演出・出演:末原拓馬

全文を表示

読者の反応

  • 2

☆由美子♪ @gomanyanmama

末原拓馬「世界で古典と呼ばれるような物語を」、一人芝居「カスタネット」再演 - ステージナタリー https://t.co/W59huNXFbP

コメントを読む(2件)

末原拓馬のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 末原拓馬 / 劇団おぼんろ の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします