「Noh Climax」が1月27日に東京・セルリアンタワー能楽堂で上演される。
小田原文化財団が主催する本公演は、同財団のファウンダーで現代美術作家の
杉本は「Noh Climax」を「能 クライマックス」と称し、「ノークライマックスは不感症と訳す」「神も仏もいない近代化の果ての現代に至って、日本の冥界交信能力は絶滅期を迎えつつある。社会そのものが不感症の時代に陥ってしまったのだ。私は今、能のクライマックスに向けて、私のもとへと参集してきた、いにしえの能面達に登場願うことにした。不感症の治療に は、あの昔日の喜びを思い出すしかないのだ」と上演に向けコメントしている。
「Noh Climax」
2018年1月27日(土)
東京都 セルリアンタワー能楽堂
企画・監修:
演出・囃子作調:
出演
シテ方大島輝久、坂口貴信、
囃子方
竹市学(笛)、吉阪一郎(小鼓)、亀井広忠(大鼓)、大川典良(太鼓 ※13:00開演回)、林雄一郎(太鼓 ※17:00開演回)
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- 能公演『Noh Climax』 | 小田原文化財団
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