3月23日から25日にかけて東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開催される「DANCE DANCE ASIA -Crossing the Movements 東京公演 2018」に向けて、参加振付家のヴィンス・メンドーザとファビアン・プリオヴィルが対談した。
「DANCE DANCE ASIA」は、ストリートダンスをキーワードに、日本と東アジアほかを代表するダンサーが共演するプロジェクト。2014年にスタートし、15、16年と東京および東南アジア各地で公演を重ねている。4年目となる今回は3人の演出家・振付家が参加。その1人であるフィリピンのヴィンス・メンドーザは、
ヴィンスはコンテンポラリーダンスで活躍するファビアンとの出会いについて、「ファビアンとは、今年6月にスカイプで話をしたのが最初でした。そのときから彼には自分と同じバイブレーション、響き合うものを感じています」と語る。さらに「ファビアンが出演した作品、作った作品の両方を映像で観て、成熟度の高さを感じましたし、自分の中にはない表現だけど学べる要素の多さに気付いたのです。だから今回の作品を創るのが楽しみになりましたし、きっと面白いことになると確信に近い気持ちを抱きました」と思いを述べた。
それを受けてファビアンは、自身のバックグラウンドにストリートダンスやバレエ、コンテンポラリーダンスがあることに触れ、「そうした経験を経て今回、ファビアンとその作品に出会ったのですが、欧米のコンテンポラリーやバレエの文脈は、自分が知るものとはまた違うことを感じました」と話し、ヴィンスについては「繊細な表現ができる素晴らしいアーティストだと感じました。また、彼の作品を映像で観て、クオリティをさらに上げるために、何かを提供できるはずだと思えたのです」と笑顔で語る。
その後も2人は、「私は前から彼のことを知っていたような感じがします」(ファビアン)、「一緒にいてとても心地いいし、全然心配することがない」(ヴィンス)と仲のよさを見せ、最後にファビアンが「ストリートダンスが好きな人とコンテンポラリーダンスが好きな人の双方が、この作品を隣の席に座って一緒に観て、同じような思いで評価してくれることを望んでいます」と観客に呼びかけ、対談は終了した。本対談の全文は「DANCE DANCE ASIA」公式サイトにて読むことができる。
なお「DANCE DANCE ASIA -Crossing the Movements 東京公演 2018」には、ほかにユニクロのCMで注目を集めた日本の
「DANCE DANCE ASIA―Crossing the Movements 東京公演 2018」
2018年3月23日(金)~25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
演出・振付:ヴィンス・メンドーザ、
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